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ラリージャパンの思い出 [レース関係]

昔、テレビで「カメラが捉えた徹底的瞬間!」みたいな番組があったと思います。

よくWRC(世界ラリー選手権)でのクラッシュシーンも流れていましたが、幼いながらもクラッシュシーンではなく、猛スピードで山道を走り抜けていくラリーカーの走りに衝撃を受けました。

ラリーと聞いて思い出すのは「パリ・ダカール・ラリー」が有名だと思います。
パリダカの様な10000km以上を20日間もかけて走る競技は「ラリーレイド」と呼ばれており、WRCとは別の競技になります。

じゃあ「WRCってなんだよ!」となりますが、ラリーレイドは耐久レースでWRCの場合にはスプリントレースと思って頂ければ分かりやすいと思います。

WRCの場合には、市販車をベースに改造された競技車両を使い、閉鎖された一般公道ステージ(SS)と移動のリエゾン区間を3日間の合計タイムで競う競技です。
※特設ステージはスーパーSS(SSS)呼ばれ、一般公道のSSとは別に作られたコースを2台で走りタイムを競うステージがあります。

これまで日本メーカーも多数参戦してきましたが、残念ながら2008年を最後に2013年の現在までトップカテゴリーに日本メーカーが不在の状態です。

F1などと違い公道を使用する観点からトップカテゴリーの国際大会は開催されませんでしたが、2004年にWRCイベントに日本も昇格し、ついに北海道にて開催されることになりました。

初開催の2004年度は観戦出来ませんでしたが、翌2005年から2010年の5大会(2009年は開催なし)を運良く観戦することが出来ました。

WRCの醍醐味はステージ観戦以外に、一般車に混じり移動するリエゾン区間を道端で応援したり(SS観戦の為、レンタカー移動していたりすると、SSに向かうWRカーにブチ抜かれてビックリしたことあり)、サービスパーク(ピットの様なもの)で破損したマシンの修復作業を見学したり、ドライバー達のサインを貰ったりとファンにとっても近いイベントになっております。

2007年までは帯広にて開催されていましたが、セレモニアルスタートでは街の中央通りを封鎖して行い、街ぐるみで開催されていましたが、2008年からは場所を札幌に移しての開催となり、大都市であるが故に敷居が高くなってしまった感じがします。

初めてWRCの走りを生で観戦し、サービスパークでドライバー達にサインをしてもらいながら片言の挨拶でコミュニケーションを取れた事で、子供の頃からの夢が一つ叶いました。

毎回、トップドライバー(コ・ドライバー)のサインを頂いておりましたが、F1ではちょっと気難しい雰囲気のキミ・ライコネンも2010年はWRCに参戦し、クールであるが気軽にサインしてくれました。

心残りなのが、観戦した時に日本車が勝てなかった事と日本車で初のドライバーチャンピオンに輝いたカルロス・サインツのサインが貰えなかった事(共に初開催の2004年のみ)が残念でなりません。
※サインツのコ・ドライバーだったルイス・モヤさんには2005年にサインが貰えました。

日本メーカーがWRCのトップカテゴリーに戻って来る日を私は楽しみに待っています。
※トヨタが参戦と噂されていますが、決定するまでは信じないようにしています。

2010kimi.jpg

2010年ラリージャパンのシェイクダウン中のK.ライコネンの走り、F1から離れて一時期WRCに参戦しておりました。 やっぱり、フィンランド人ですからね~。
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