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初レース観戦の思い出 [レース関係]

ここ最近は、思い出話ばかりで大変恐縮です。

レース観戦はテレビやビデオばかりで、生のレース観戦はそこまで多くありません。
初レースの思い出を忘れる前に書き残しておこうと思います。

1988年10月に海外招待選手が多数参戦する、富士スーパースプリントを友人と観戦に行ったのが私の初レース観戦になります。

1988年はフレディ・スペンサーが引退しましたが、入れ替わる形でスズキのケビン・シュワンツがWGP開幕戦の日本GPで初優勝を飾り、新しい風がGP界に吹いた年でもあります。
※1988日本GP結果はリタイアでしたが、伊藤真一さんの走りも痺れました。

そんなシュワンツが参戦するとあって、友人達との会話で話題が上がり観戦することになりました。
朝一番に自宅を出て友人達と合流し、電車にて富士スピードウェイへ!御殿場駅よりバスに乗り、8時前にはサーキットへ到着しました。すでにサーキットにはファンの方々か集まっており、興奮の度合いもグングン上がってきます。

この時点で興奮しきってしまった私は、500cc決勝までの記憶がかなり曖昧ですので、細かい内容は省略となります。TT-F1や250cc等のレースやイベントがあったのは覚えているのですが、かなり記憶が抜けております。

あっと言う間に500ccの決勝が始まる時間になり、スタンドにてスタートを待ちました。グリッドにて選手紹介も終わり、スタートの為に目の前を走り抜けるライダー達を見た時には、今までテレビでしか観れなかったレースを観られる興奮で心臓が痛い位でした。

緊張の中、レースがスタートとなり集団が私達の前を走り抜けて行きます。確かスタンドの上の方ではヘアピンあたりが観られたと思います。そして富士のロングスレートを走る500ccマシンの見るために、一番下まで降りて行き、金網に顔を押し付けながら500ccのマシンが通りすぎる瞬間を待ちました。

最終コーナーより立ち上がってマシンはグングン近づいて来るに従い、排気音と風きり音が大きくなってきます。そして私の目の前をシュワンツやレイニー、ガードナーなどのWGP組と全日本のトップライダーが走り抜けて行きましたが、走り抜ける時に聞こえる風きり音に恐怖感を覚えました。

20周のレースでしたがGPライダーの速さは別格であった事と、この年に話題をさらったケビン・シュワンツの速さが本物であった事を実感できました。またこのレースではスズキは89年型のプロトタイプでの参戦だったと記憶しておりますが、バンク角が深いシュワンツのライディングでチャンバーを擦って火花が出ていたのが印象的でした。

1988年の富士スーパースプリントは私の初めてのレース観戦でしたが、いざ思い出そうとした時には大半の記憶が消えてしまっており、忘れる前に書き残しておけば良かったと後悔しております。

この時に貰った「PEPSI」のシールは、今も大切に引き出しの中に保管されております。

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