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デアゴスティーニ ラリーカーコレクション購入【トヨタ・セリカ GT-FOUR(1990)】 [デアゴスティーニ]

デアゴスティーニ 『隔週刊 ラリーカーコレクション』の第4号を購入した際、5号も売っており一緒に購入。

第5号である今回の付属モデル(IXO製)は「トヨタ・セリカ GT-FOUR(1990)」です。

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言わずと知れた日本車初のドライバーズタイトルを獲得したマシンですが、このマシンは1988年の中盤からWRCに投入され、投入直後は熟成不足の為にリタイアが目立ったのですが、翌1989年にはユハ・カンクネンがオーストラリアで初優勝を飾り、確実に他メーカーのレベルに近づきつつありました。 そして1990年、エースとなったカルロス・サインツはアクロポリスで自身初の優勝を決め、そのままの勢いで連勝。 北欧出身ドライバー以外では勝てないと言われた「1000湖」でも勝利します。 この年4勝を上げたサインツは日本車として始めてのドライバーズタイトルを獲得しトヨタの黄金時代の幕開けとなります。

今回のセリカ GT-FOURは1990年のST165型モデルです。 グループBが廃止され、大型の後輪駆動車であるスープラでWRCに参戦しておりましたが成績は全く振るわず、四輪駆動がWRCの主流となってきた事を受けTTEがグループAで勝つべく製作されたのが「セリカ GT-FOUR」となります。  2000ccのターボ付エンジンに四輪駆動、6速ミッションで武装されたセリカですが、最大のライバルはランチア・デルタでした。

その後、セリカはST185を経てST205と進化しWRCで勝利を重ね活躍を続けるのですが、ST205で参戦中に違反が発覚。 これによりポイント剥奪・出場停止となり、セリカは表舞台から消える事となりました。 ライバルメーカーとの差が開きつつある中、トヨタはWRC復帰の為にセリカを捨て新しいマシンを開発します。 小型なボディにハイパワーエンジンを搭載し、四輪駆動のコンセプトを盛り込んだ「カローラWRC」を武器にトヨタはWRCに戻ってきました。

私の年代的にはWRC = トヨタ = ST165となる世代ですので、大好きなWRCカーの1つですが、付属モデルはサインツが初優勝を決めたアクロポリス仕様となります。
1990年の思い出になりますが、仕事の関係でトヨタの店舗向けに製作されたVHSのビデオを貰いましたが、トヨタがセリカでWRCに挑戦する内容のビデオでした。 確か前半戦位までの内容だった気がしますが、まさしく擦り切れるまで観続け、最後はテープが切れました。 そんな1990年のモデルですが、今回も結構良い感じに出来上がっていると思います。

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現代のWRカーの比べてみると、グループA車両ゆえに元のデザインが残りますね。
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このリトラクタブル式のヘッドライト、今ではもうほとんど見なく無くなってしまいましたね。
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この時代の車は、前後のオーバーハングが大きいです。
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視認性が良いと思われる大きなリアウインドウ。
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助手席側のドアミラーがないのですが、欠品ではなく本物も付いていなんですよね。

今回のモデルには、ディスプレイからミニカーを取り外す為のドライバーが付属しておりました。 これは嬉しいです、今度全てのミニカーを外してみようと思います。 今回の記事の内容はRALLY WORLDはコ・ドライバーについての内容です。 ラリー競技でドライバーに対してコースの指示を出すコ・ドライバーが不可欠ですが、その役割について説明されておりました。 私はサインツの相棒であったルイス・モヤさんが好きですが、2005年のラリージャパンでサインを頂く事が出来て嬉しかった事を思い出します。

RALLY CARSは今回のST165の解説となっており、最後のHISTORY OF RALLIESはメイクス選手権の解説となっておりました。 

次号はランチア・デルタ HF インテグラーレ16Vとなっております。 もちろん次回も買いですね。
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