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今週も色々と忙しかった.... [日記]

 年を取ると、時間の進みが早いです。

 今週も、あっと言う間に週末になってしまいた。 月末も近いので忙しさはいつもより上がりますが、そんな中に健康診断を受けなければならず、それに合わせて休みを取りました。

 平日に休むと大きな開放感と少しの罪悪感がありますが、折角の休みですから健康診断の後は、アキバへシューティングでもしに行こうと考えておりました。

 そんな中、テレビのニュース等で集団的自衛権の話が毎日なされており、この件を私なりに考えながら「もうすぐ終戦記念日だな~、今年も爺ちゃんの魂は靖国へ来るのかな~」と独り言。 そこで思い出したのが祖父の軍歴を調べようとしてそのままだった事。 「そうだ、平日の休みなので、書類を揃えられる!!」となった私は、祖父の軍歴を調べるべく、手続きをする為に戸籍(除籍)謄本を揃える事にしました。

 前の仕事の時からやろうやろうと考えてはいたのですが、何だかんだで後回しにしてしまっておりました。 最近は小説や映画等の影響もあり、自分のルーツを調べる方々が増えております。 自分も祖父の事はきちんと残しておかなければならないと思っておりましたので、手続きをするべく動き始めました。

 祖父は海軍であった為、厚生労働省に連絡し申請書類を送って貰う事にしました。 以前は書類を揃えてから直接手続きをしに行こうと考えておりましたが、そんな時間が中々取れないままズルズルと長引いてしまった経緯がありましたので、書類を送付する方法に切り替えました。

 手続きまでの流れは簡単に言うと、厚生労働省内にある社会・援護局業務課調査資料室が担当しており、電話にて軍歴証明書の開示を依頼する為の申請書類を自宅に送付して貰いました。 三親等以内であれば申請書を提出することで軍歴証明書を受け取る事が出来ますが、自分と祖父を繋ぐ証明書類が必要になります。

 そんな訳で、自分の戸籍謄本と親は転居してしまっているので除籍謄本を準備しました。 自分の場合は住んでいる役所に行けば良いだけなのですが、現在は親が転居してしまっている為、除籍謄本を以前住んでいた役所で申請となります。 これに時間が掛かり、色々と動き回って半日が潰れました。 

 親の除籍謄本にて祖父との繋がりも証明できる為、祖父の生まれ故郷での除籍謄本を郵送にて申請する所まできましたので、上手くいけば来週中には祖父の除籍謄本が郵送されると思います。 後は厚生労働省に集まった書類と申請書を送付することにより、後日送られてくるとの事です。

 厚生労働省から届いた書類を読みながら思った事が、祖父の兵籍等が全く分からない件。 祖父は私が20代半ばまで存命だったのですが、太平洋戦争の事については多くを語らずにいました。 私が聞けば話をしたかもしれないのですが、何となく聞いてはいけない感じがしており、ついに細かい事を聞かずに旅立ってしまいました。

 私が祖父から聞いた軍人時代の話の中で、記憶に残っている話としては下記の話くらいです。
 
 ・色々な船に乗艦したが、御召艦に乗艦していた時が一番良かった話
 ・時期は聞いていなかったが、陛下が乗艦された時、心臓が止まる位に大変緊張した話
 ・二・二六事件が発生した際、命令により東京へ向い最悪の場合には艦砲射撃もありえた話。
 ・太平洋戦争時、敵が爆弾を投下した際、船に乗っている人間は運を天に任すしかない話。

 もっと話を聞いて置けば良かったと後悔ばかりが残りますが、祖父は勝った負けたの話は一切しませんでした。 ただ日本が置かれた状況が、あの時代の開戦に繋がってしまった事であろうと残念がっておりました。

 本来であれば、祖父の軍人時代のわずかな所持品は親を経て私の所に引き継がれていくのですが、我が親ながらいい加減な所があり、本家が「預かる」との一言で葬儀後に持って行ってしまったとの事です。 私が幼少時に見せて貰った僅かながらの勲章や肩章、いつかは本家のおじさんと相談して戻して頂けたら良いなと思います。
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