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2015年 ツール・ド・フランスが開幕、第3ステージをCSで生観戦中!! [自転車]

 昨日の第2ステージ、天候の影響などもあり、荒れたレース展開となりました。

 最終的にゴールスプリントに参加したスプリンターは、カヴェンディッシュを先頭にグライペル、サガン、カンチェラーラが続き、最終的にはグライペルが勝利を収めました。 カヴェンディッシュ、アタックが少し早かったかな?

 ゴールの順位から、ツール・ド・フランス二日目のマイヨ・ジョーヌはカンチェラーラが袖を通す事になりました。 ゴール後のインタービューにて、「ツールを走るのは、今年が最後になるだろう」との事.... 「嘘だろー!!」とテレビに向かい叫んでしまいましたが、年齢的・体力的な事があるのだと思います。

 そして、本日の第3ステージ、アントワープ~ユイ までの159.5kmのステージとなります。 「おぉ、ユイの壁だ!! どんなレースになるのだろうか....」と期待感が一杯です。 今日の実況は白戸さん、解説は栗村さんとゲスト解説として、「弱虫ペダル」の作者である渡辺航さんが登場。 「弱虫ペダル」、凄い人気ですよね~、自転車人気に火がついています。 漫画の力、凄いものだ!! (実は読んだ事はないですが....)

 今日の放送は19時50分からJSPORTS4で放送、週始めの月曜日なので、帰宅は放送開始数分前でした。 

 さて、JSPOTSの放送ですが、いつもの事ながら前ステージのダイジェストと今日までの情報、これから走るステージの紹介を行います。 ですので、実際にレースの放送が始まるのは、大体10分~20分後位です。 しかし、危なく残業で遅くなるところでした!! しかも録画の予約をしていなかった為、急いで帰ってきた次第です。

 番組は始まっておりますが、レース開始はまだまだ先です~。 始まるまでの間、チョット時間が出来ますので.... ツールが始まると、体力温存の為、外出は控えます。 この週末もそうでしたが、ただ家に居てもしょうがないので、先日から製作していたエレキ・ギター用のエフェクターの続きを行っておりました。 色々と失敗した事もありましたが、何とか無事に完成です。
1507061.JPG
 音的には何とも比較しようが無いのですが、自分では「結構良いね~」と言った具合です。 時間が出来たら色々なエフェクターを製作してみようと思います。

 現在、放送ではプレゼントクイズの内容を発表、「今日のバルベルデの順位は何位」とのクイズ。 3択になってりますので選ぶだけなのですが、ちょっと悩む....

 そして現地映像が入りました、アントワープのスタート前、選手達が整列している所からですが、マイヨ・ジョーヌを着たカンチェラーラ、格好良いぞ!! そしてパレード・スタートとなり、選手達が走り始めました。 ゆっくり走りながら0km地点を目指します。 昨日のオランダとは違う町並みですね、フランス内に入ってからも行く先々で景色が変わります。 レース以外でも楽しめる要素が多いツール・ド・フランス、観ていて飽きないですよ。

 オランダ、ベルギーと来ておりますが、沿道には物凄い観客がおりますが、人気が高い証拠ですね。 しかし選手達も0km地点までの間はノンビリムードで走行です。 しかし、昨日のステージは「失敗」となってしまったニーバリの表情は少し硬め。 映像は空撮映像になりましたが、アントワープと言えば「フランダースの犬」の舞台です。 ネロとパトラッシュ.... 最終回の事を考えただけで涙が出てしまう.... 

 まだまだスタートしない感じですので.... 今日の第3ステージは山岳が4箇所あり、4級・4級・4級・3級となっておりますので、山岳賞を狙う選手達が出てきます。 そして何回も出てくる「ユイの壁」とは、全長1.3kmを平均勾配9.6%(最大勾配19%)と言う、とんでもない坂道の事です。 壁に挑むにあたり、どれだけ順位を上げれるかが勝負です。 しかも、ただ急勾配の坂を登るだけではないので、位置取りが悪いと失速してしまいます。

 そして旗が振られ、第3ステージがスタート!! 直後に4人が逃げのアタックをかけました。 メイン集団は反応せず、逃げ集団を行かせる模様。 ここで1人、バイクトラブル発生でチームカーを待っております。 

 そして逃げの4人は35秒の差を付けました。  メイン集団の方は、アスタナ、トレック、モビスターが並びます。 通常、集団のコントロールはマイヨ・ジョーヌの所属チームが行いますので、トレックがコントロールする訳ですが、総合を狙う有力選手の所属チームも先頭に上がり、集団内で静かな戦いを行っております。 しかし、アスタナ勢が集まり、主導権を握ろうとした走りを行い、トレックのチームメンバーがワラワラと上がってきました。 
 
 レースは10kmを過ぎ、タイム差は1分30棒まで開いております。 中央分離他で集団が分断され、約10名程がが反対側の車線へ行ってしまいました。 まだまだ序盤ですが、人数が少ない集団は体力の消耗が多いです。 ここで交差点にたどり着いたので、集団に合流出来ました.... いやはや良かった。 そんなメイン集団の走りとは裏腹に、逃げの4人は差を拡げ2分20秒まで開きました。 

 マイヨ・ジョーヌのカンチェラーラは無線のトラブルにより、チームカーの所まで戻っておりました。 集団へ戻る為、チームカーの車列を縫うように走るカンチェラーラ.... マイヨ・ジョーヌを何日着られるのだろうか.... 逃げの選手ですが、エルミガー、パウエルス、バルタ、ノローの4人。 先頭を走るのは体力の消耗が激しい為、先頭を交代しながら走り、残り131kmの時点で3分30秒近くまで差を拡げました。 逃げの4人、よく回ってる。

 その後も大きな変化が無いまま、レースは続いておりますが、ここで集団後方で落車が発生。 第1ステージ勝者のデニスも含まれておりました。 しかし直ぐに起き上がり、再スタート!!

 残り120kmを切り、現在の差は3分40秒程.... 逃げとの位置関係は大きく変わりませんが、メイン集団では先頭の位置取りが静かに行われております。 トレック、アスタナ、スカイの各チームが凌ぎ合っております....
 
 残り110kmを切りましたが、状況は変わらずです。  集団はトレック、アスタナ勢が先頭に立ち、コントロール中。 100kmを切り、差が少し縮み3分程になりました。 今回のステージ、山岳へ向かうまで少しずつ上り基調のコースになっておりますので、進むにつれて更に縮まると思います。

 残り90kmを切りましたが、大きな動きはありません.... そして残り80kmとなりました。 実況・解説陣も話をしておりましたが、スタートしてから半分が過ぎても変わらない状況を考えると、この後の動きに色々とあるのでないか... との事です。 残り80kmを切り、先頭が75kmを切る頃にメイン集団が補給ポイントへ到着、チームスタッフがコース脇に立ち、走り抜ける選手達にサコッシュを手渡して行きます。

  その後、コースは少しづつ上ってゆきますが、メイン集団との差がみるみる縮まりました。 残り65km時点で、その差は30秒にまで縮まりました。 距離が進むにつれ、追いつきそうです。

 残り60kmを切るところ、メイン集団で大きな落車が発生!! 右側ので発生しましたが、かなりの選手が巻き込まれました。 あ~!!マイヨ・ジョーヌのカンチェラーラが居る!! かなり酷い怪我の選手も居ます。 巻き込まれた選手は約50人程います。 黄色いジャージが激しく回転し跳ねている様子.... まさかとは思いますが、カンチェラーラが心配です。

 集団が分断され、そのまま走り続けておりますが、ここで審判カーがメイン集団を抑えます。 そして、カンチェラーラは何とか再スタートを切りました。 メイン集団の選手達、レースを止めらた事でかなり抗議の声が起きております。 現地ではかなりの混乱した状態で、険悪な雰囲気です。 なぜ止められているのか、何も説明が無い状態ですので、レースを走り続けていた選手達は軽く興奮状態にあるみたいです。

 しばらくして、落車で遅れた選手達が止められた集団に追いつきました。 巻き込まれた選手達.... かなりジャージが敗れている選手もおり、カンチェラーラも厳しそうな表情からして、骨折も考えられる可能性があります。
 
 その後の詳しい説明も無いまま、再スタートとなりました。 レースは一つ目の山岳に入る所でしたので、山頂を通過した時点で再開予定との事。 レースは残り50km、集団は走る事で落ち着きを取り戻そうとしている様に見受けられます。 ここでカンチェラーラがチームカーの所へ下がり、チームと話し合いをしております。

 平地の区間に入り、本格的にレース再開!! アスタナ勢が先頭を引き、40kmを切った所でアタック。 今日も集団が分断される事になりました。 先頭には主力の選手が残っておりますので、これから今日の戦いが始まる事でしょう。 カンチェラーラ、集団最後尾につけておりましたが、ジリジリ遅れそうな感じです。

 残り32km、ここで後方集団からバルベルデが抜け出します。 先頭集団へ追いつく為、アタックです。 そして、先頭はスプリントポイントに差し掛かりました。 ここで昨日優勝のグライペルが飛び出しトップ通過!! 

 残り30kmを切り、レース的には元のペースに戻った感じがします。 そして25kmを切った頃には集団は1つに戻りました。 そして集団のまま次の山岳へ向かいます。

 残り20km、集団のスピードが上がった事により、カンチェラーラを含む数名(多分、落車に巻き込まれたであろう選手達)が千切れました。

 残り15kmを切りました。 先頭は相変わらず力強い走りをしております。 山岳が始まると、総合狙い以外の選手達は遅れ始めます。 自分の活躍するステージの為、体力温存となります。 また、各チームのアシスト選手達も今日の役目を終えた選手から後方へ落ちてゆきます.... タイムオーバーにならなければ、明日の出走ができますので、消耗した体を労わりゴールへ向かいます。

 残り12kmを切り、集団は長い列になりはじめました。 カンチェラーラは辛そうですが、他チームの選手達もマイヨ・ジョーヌに話しかけ、励まし、共にゴールへ向かいます。

 残り10kmを切りました、ティンコフ・サクソ、スカイ、クイックステップ勢が集団の先頭で位置取りを行っております。

 残り7kmを切りました、ユイへ向かう前の山岳、ティンコフ・サクソが先頭を走り、スカイ、アスタナ、モビスター勢の有力選手達が続きます。 しかし、この時点でもかなりの勾配....次々に選手が千切れる!!

 残り6kmを切りました、段々選手の数が絞られてきました。 キンタナも今日は残っている!!

 あとは「ユイの壁」へ向かうのみとなりました。 ティンコフ・サクソ、スカイ、モビスタ勢の選手達が先頭争いを行っております。 アスタナ製も来た!! 

 残り2kmを切り、ユンゲルスが集団を引きます。 カンチェラーラが落ちた事により、トレック勢は集団前方から下がっておりますね。   

 そして残り1kmとなりました。 カチューシャ勢が引く!! 誰が動くのか.... 集団が狭い道を走り抜ける!! ここでフルームが先頭に出る!! しかし、その横をホアキン・ロドリゲスが抜ける!! フルームが負けじと追いかける!! ティコフサクソのコンタドールは失速だ!! アスタナのニーバリも行けない!! ペダルを力強く踏むホアキンは強い、スカイのフルームも最後の力を出して走るが追いつかない!! そしてホアキン・ロドリゲスががそのまま逃げ切り、優勝!! 2位にフルームが入ります。 ニーバリは7位でゴール、キンタナは9位でゴール!! フルームが一歩リード言った感じです。 注目されていたコンタドールが来ない、遅れている。 次々に選手がゴールし、やっとコンタドールがゴール!! 次々に選手がゴールして行きますが、マルティンが比較的良い順位でゴール!! カメラがマルティンを追います。 もしやマイヨ・ジョーヌなのか!?

 大きな落車により、またしても波乱に満ちた今日のステージですが、現地の放送にてマイヨ・ジョーヌにはフルームが決まりました。 最初はマルティンではないかと言われておりましたが、1秒差でフルームに決定との事でした。 山岳ステージなので、千切れた選手達が次々とゴールします。 既に5分以上遅れているカンチェラーラ、チームメイトが横に付き励まされながらユイの壁を走り、そしてゴール!! 何とかリタイヤせずにゴールする事が出来ました。

 明日の第4ステージ、スラン~カンブレまでの223.5kmを走ります。 明日の見所はレース後半に6つの石畳コースが選手達に襲い掛かります。 最大3.7km、密かに勝利を狙っていたカンチェラーラですが、今日の状況から考えると、少なくてもしばらくは復調出来ないと思われます。 あまり酷くない状況であって欲しい所です。

 今日はかなり酷い落車の為、レースが止まり混乱が起きました。 3ステージを終えただけですが、荒れている2015年のツール、明日は石畳のレースとなりますので、今日と同じく落車とパンクが多いと思われます。

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コメント 10

ojioji

こちらのレポート読んでから、
まいにちツール・ド・フランスを視聴パタンでまいります(^_^)
一日遅れでゆっくり楽しむことにします。

ところでバルベルデは総合何位にいるのでしょう。
今のところコンタドールとバルベルデに興味を持ちました。
自分に少しでも近いベテランを応援したくなる(^_^;)
by ojioji (2015-07-06 21:49) 

MINERVA

ojioji さん
今日のステージ、後半が見所になります~。
バルベルデ選手ですが、昨日のステージ終了時の総合順位は39位となっております。
また、コンタドールは総合14位、後半の山岳4連チャン、どんなレースになるのか.... これからですね。
by MINERVA (2015-07-06 21:55) 

ojioji

レポートお疲れさまです。
波乱の第3ステージ、ワクワク、ハラハラしました。
カンチェラーラが心配。落車のとき集団を止めたのは、何か反則行為の疑いでもあったのでしょうか。止められた選手は悔しいでしょうね。映像が楽しみです。
by ojioji (2015-07-07 02:08) 

MINERVA

ojioji さん
今日も波乱のレース展開となりました。 
興奮しながら書いていたので、少し修正しておりました....
50人程の落車でしたので、メディカルカーが足止めとなってしまったらしいです。 先頭集団に落車等が起きた際、対応できなくなる恐れがあるからではないかとの意見がJスポの放送では言われておりました。
落車の後、数名の選手がリタイヤになったとの事でしたが、繰り返し流される映像を観ていると、落車の起きた後方でかなり回転しながら飛ばされている選手が確認できました。 
イエロージャージなのでカンチェラーラの可能性が高いですが、映像から考えると、よくぞ走り出し完走したと思いました。
波乱が続いておりますので、明日は平穏なステージになってもらいたいです、
by MINERVA (2015-07-07 03:26) 

tarou

 おはようございます、猿島探検にコメントを有難うございました。
無人島とは言え、日中は人がたくさんいました、
住人は居ないので夜は無人とのことでした。
by tarou (2015-07-07 07:30) 

MINERVA

taoru さん
コメント、有難うございます。
猿島、以前テレビで紹介されておりましたので、いつでも日中は混んでいるみたいですね。
大きくない島とは言え、夜を1人で過ごすの怖そうです....
by MINERVA (2015-07-07 12:08) 

ojioji

カンチェラーラ、背中の椎骨が折れていたみたいですね。
「最後のツールになるだろう」と語っていたのに、リタイアとは気の毒です。本当に最後になるとしたら、マイヨ・ジョーヌを着たままツールを終えたわけで最高にカッコいいと言ってあげたいです。

気が向いたら書き込んでいますので、放置していただいて全然かまいませんので(^_^)
by ojioji (2015-07-07 14:57) 

raomelon

ツール・ド・フランスは21ステージもあるのですね~
7月いっぱいワクワクの毎日ですね
TV観戦も気力と体力が要りそうです^^
by raomelon (2015-07-07 17:46) 

MINERVA

ojioji さん
やはり骨折でしたね.... 辛そうな表情を見た時に「もしかして?」と思っていたのですが、予想が外れて欲しかったです。
落車は当事者以外は巻き添えですので、全く持って不運としか言えないですし、自転車レースを見慣れていても、落車を見るのは辛いです。
カンチェラーラ、チームの指示と言えども、完走した事には最大限の拍手を贈りたいです。

私も書き込みは出来る時のみですので、お気になさらないで下さい。
by MINERVA (2015-07-07 18:31) 

MINERVA

raomelon さん
そうなんです、21日間を走り、総距離は3344km....
CSの放送も毎回4時間程となり、観ているだけでも体力が消耗します。
選手達をまねて「補給食」という名のオヤツを食べてしまい、選手は毎日痩せて行くのですが、なぜか私は増加してしまいます....
ワクワク・ドキドキしながら最終日まで完走を目指して、観戦しております。

by MINERVA (2015-07-07 18:45) 

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