日本の自転車レース界、あってはならない大失態が発生!! [自転車]
今週もあっと言う間に金曜日、早い....
今日はネットにて驚くべきニュースがありました。 日本の自転車競技界にとっては、大失態としか言えない内容です。 普通なら考えられない様な事なのですが、それは何かと言うと....
「自転車競技公式サプリに禁止薬物」との見出しでしたが、考えられない失態です。 何で.....
記事の内容から抜粋すると、公式スポンサーの健康補助食品会社である「梅丹本舗」の製品の中に、世界反ドーピング機関が指定する禁止薬物が入っていたとの事。
含まれていた物質の事も書かれており、たんぱく同化ステロイド「ボルジオン」が含まれているとの内容でした。 量的には微量との事ですが、たとえ微量でもドーピング検査で陽性反応がでれば即アウトです。
今回、検査にて検出された製品は「古式梅肉エキス」と「トップコンディション」の2商品との事ですが、他の商品にも「古式梅肉エキス」が使用されているとの事ですので、増える可能性があります。
「梅丹本舗」と言えば、近年「スーパーアスリート事業部」を立上げ、プロサイクルロードレースチームである「Equipe Asada(エキップアサダ)」のスポンサーとなりました。 今や世界で活躍するプロロードレーサーの新城幸也選手も、このチームで活躍し、世界へ出て行きました。 そして、公式サプリメントにまでなった「梅丹本舗」ですが、同社の松本喜久一社長の話では「申し訳ないとしか言えない。不安を感じている選手の気持ちを思うと何とも言えない」との事でした。 私としては、「何を言っているのでしょうか、この社長さんは!!」ですよ。
今回問題となった「梅丹本舗」では、2007年よりアスリート向けの商品開発を開始。 開始と同じく禁止物質の検査を受ける道を模索してきたとの事ですが、国内では困難だったと書かれております。 そして、今年に入り英国の機関へ独自に依頼する事になり、「10年来の宿題」が解決したと思いきや、今回の結果になった次第です。 これは.... メーカー側の不手際が一番ですが、連盟側の問題も大きいですよね。 採用するのであれば、連盟側が独自に検査を行い認証するのが普通と思っていただけに、怒りを通り越して笑ってしまいました。
松本喜久一社長の発言の中で、「商品を使っていた選手はこれまでドーピング検査をクリアしており、梅は大丈夫という認識が根付いてしまった。 脇が甘かった」とも話しております。 メーカーの社長さんですので、全てを把握する事は難しいと思いますが、「それで良いの?」と言いたくなりますね。
既に選手達からは、今回の件で色々な意見が出ているそうです。 自転車競技と言えば、今年はオリンピックが開催されますので、ナショナルチームにも影響が出て来る事でしょう。
ドーピングはどの競技でも言われておりますが、ロードレース界最大のスキャンダルと言えば、ツール・ド・フランスを七連覇したアメリカのランス・アームストロング選手の事がありますね。 ガンから奇跡の復活を成し遂げ、ツールを七連覇した伝説の選手。 しかし、当時からドーピング疑惑があり、注目されておりました。 モトチームメイトからドーピングを行なっていたと証言され、最後にはアームストロング自らがドーピングを告白となりました。 そのことにより、全ての記録は抹消され、ロードレース界から追放される形となりました。
他の競技よりも、自転車競技に対するドーピングの目は厳しいと言えます。 アームストロング以外の優勝者にももドーピングを行なっていた選手は多く、アームストロングの元チームメイトについても、自らのドーピング違反の調査の中で、司法取引としてアームストロングの事を証言しているとの話もあります。
この件に関しては、アームストロング個人と言うよりも、彼の所属するチームで行われていたと考えた方が良いと思います。 全ては所属するチーム、組織の力の大きさと言えるでしょう。 そして、ランス・アームストロングの件に関して言えば、数百回あった検査で一度も反応が出なかった事も考えなければなりません。
今回の「梅丹本舗」の問題、先日も話題になったロシアの「国ぐるみ」的に思われてしまうとすれば、問題であり悲しい限りですので、連盟側がキチンと説明を行わなければなりませんね。
JSPORTSのサイクルロードレース番組なので、CMを放送していた「梅丹本舗」ですが、押していた商品である「トップコンディション」が該当とは.... 「何だかな~!!」と大声で叫んでしまいました。
これからのシーズン、ロードレースではジロ・デ・イタリアやツール・ド・スイス、そしてツール・ド・フランスが行われます。 日本でも、来月の終わりにツアー・オブ・ジャパンが開催されます。 日本でも人気が定着した競技ですので、今回の一件を重く考え対応して頂きたいですね。
今日はネットにて驚くべきニュースがありました。 日本の自転車競技界にとっては、大失態としか言えない内容です。 普通なら考えられない様な事なのですが、それは何かと言うと....
「自転車競技公式サプリに禁止薬物」との見出しでしたが、考えられない失態です。 何で.....
記事の内容から抜粋すると、公式スポンサーの健康補助食品会社である「梅丹本舗」の製品の中に、世界反ドーピング機関が指定する禁止薬物が入っていたとの事。
含まれていた物質の事も書かれており、たんぱく同化ステロイド「ボルジオン」が含まれているとの内容でした。 量的には微量との事ですが、たとえ微量でもドーピング検査で陽性反応がでれば即アウトです。
今回、検査にて検出された製品は「古式梅肉エキス」と「トップコンディション」の2商品との事ですが、他の商品にも「古式梅肉エキス」が使用されているとの事ですので、増える可能性があります。
「梅丹本舗」と言えば、近年「スーパーアスリート事業部」を立上げ、プロサイクルロードレースチームである「Equipe Asada(エキップアサダ)」のスポンサーとなりました。 今や世界で活躍するプロロードレーサーの新城幸也選手も、このチームで活躍し、世界へ出て行きました。 そして、公式サプリメントにまでなった「梅丹本舗」ですが、同社の松本喜久一社長の話では「申し訳ないとしか言えない。不安を感じている選手の気持ちを思うと何とも言えない」との事でした。 私としては、「何を言っているのでしょうか、この社長さんは!!」ですよ。
今回問題となった「梅丹本舗」では、2007年よりアスリート向けの商品開発を開始。 開始と同じく禁止物質の検査を受ける道を模索してきたとの事ですが、国内では困難だったと書かれております。 そして、今年に入り英国の機関へ独自に依頼する事になり、「10年来の宿題」が解決したと思いきや、今回の結果になった次第です。 これは.... メーカー側の不手際が一番ですが、連盟側の問題も大きいですよね。 採用するのであれば、連盟側が独自に検査を行い認証するのが普通と思っていただけに、怒りを通り越して笑ってしまいました。
松本喜久一社長の発言の中で、「商品を使っていた選手はこれまでドーピング検査をクリアしており、梅は大丈夫という認識が根付いてしまった。 脇が甘かった」とも話しております。 メーカーの社長さんですので、全てを把握する事は難しいと思いますが、「それで良いの?」と言いたくなりますね。
既に選手達からは、今回の件で色々な意見が出ているそうです。 自転車競技と言えば、今年はオリンピックが開催されますので、ナショナルチームにも影響が出て来る事でしょう。
ドーピングはどの競技でも言われておりますが、ロードレース界最大のスキャンダルと言えば、ツール・ド・フランスを七連覇したアメリカのランス・アームストロング選手の事がありますね。 ガンから奇跡の復活を成し遂げ、ツールを七連覇した伝説の選手。 しかし、当時からドーピング疑惑があり、注目されておりました。 モトチームメイトからドーピングを行なっていたと証言され、最後にはアームストロング自らがドーピングを告白となりました。 そのことにより、全ての記録は抹消され、ロードレース界から追放される形となりました。
他の競技よりも、自転車競技に対するドーピングの目は厳しいと言えます。 アームストロング以外の優勝者にももドーピングを行なっていた選手は多く、アームストロングの元チームメイトについても、自らのドーピング違反の調査の中で、司法取引としてアームストロングの事を証言しているとの話もあります。
この件に関しては、アームストロング個人と言うよりも、彼の所属するチームで行われていたと考えた方が良いと思います。 全ては所属するチーム、組織の力の大きさと言えるでしょう。 そして、ランス・アームストロングの件に関して言えば、数百回あった検査で一度も反応が出なかった事も考えなければなりません。
今回の「梅丹本舗」の問題、先日も話題になったロシアの「国ぐるみ」的に思われてしまうとすれば、問題であり悲しい限りですので、連盟側がキチンと説明を行わなければなりませんね。
JSPORTSのサイクルロードレース番組なので、CMを放送していた「梅丹本舗」ですが、押していた商品である「トップコンディション」が該当とは.... 「何だかな~!!」と大声で叫んでしまいました。
これからのシーズン、ロードレースではジロ・デ・イタリアやツール・ド・スイス、そしてツール・ド・フランスが行われます。 日本でも、来月の終わりにツアー・オブ・ジャパンが開催されます。 日本でも人気が定着した競技ですので、今回の一件を重く考え対応して頂きたいですね。
2016-04-22 19:27
nice!(50)
コメント(6)
トラックバック(0)
ボルジオンは自然界に普通に存在している物質なんですよね。
そして梅干し文化の日本、「梅は安心」との慢心があったのでしょうね。
でもホント、ここまでくるとちょっとやり過ぎ感を感じさせる反ドーピングですね。
by tsun (2016-04-23 14:42)
tsun さん
今回のニュースを知った時、連盟側が今まで何もしていなかったと思いました。 メーカー側も、「検査をパスしたのでOKだろう」と言った具合。 これからの対応をどうするのか、非常に注目ですね。
しかし.... 製品を使用していた選手達、不安で一杯だと思います。
本当に可哀想だと思いますが、製品の使用を中止しておりますので、含有量から考えると大丈夫であると信じたいです。
チョットやり過ぎの感はありますが、それだけドーピングが行われてきた証拠ですよね。 60~70年代等のツールでは、薬ではなく強いアルコールを摂取し走っていたと言う話もあり、昔から「何かの力」に頼るのは勝ちたいからなのでしょう。
by MINERVA (2016-04-23 19:18)
かなり怖いニュースですね。知らぬ間に飲んでいたのは。体的には影響ないのでしょうか?
by みぃにゃん (2016-04-24 21:24)
みぃにゃん さん
信じて飲んでいた商品からの検出、選手達にはショックだったと思います。
含まれている量としては、本当に微量との事でしたので、予測では「検出までに至らないのではないか」との話です。
しかし、企業と連盟のイメージダウンは避けられないですねよね~。
by MINERVA (2016-04-25 12:07)
お早うございます、弘前公園にコメントを有難うございました。
桜の名所はいろいろ廻りましたが、ここが一番でした(^_^)v
今年は、弘前公園のアップで桜は終わります。
日本でもと聞くと驚きです・・・
微量と言うことで、騒ぎにならないと
良いですね(ー_ー)!!
by tarou (2016-04-26 08:05)
tarou さん
弘前は知らない人が居ない位、有名な場所ですよね。
本当に見事な桜だと思いました!!
今回の問題、事前にキチンと検査を行う事が出来なかった点が一番だと思いました。 メーカーもそうですが、やはり協会側がしっかりしないと駄目ですね。
本当に微量ですので、今の段階でストップすれば選手達は大丈夫そうですね。 本当にそうであって欲しいと、心から願っております。
by MINERVA (2016-04-26 20:22)