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休息日明けのステージ勝者は!? 2016年ツール・ド・フランスをCS生観戦中!!<第10ステージ> [自転車]

 9ステージを戦い、選手達は休息日に入りました。 

 たった1日ですが、この休息日で体調が何処まで戻せるか重要です。 第9ステージは難関の山岳ステージでしたが、ゴールとなる山頂では雹が降るほどの悪天候でしたので、体調を崩す選手が出そうです。

 今日の第10ステージ、エスカルデス=エンゴルダニ ~ ルヴェルまでの197kmとなっております。 Jスポの放送は、実況:白戸太朗、解説:土井雪広、ゲスト:中山友貴の3名体制です。 スタート直後に1級の山岳ポイントがあり、山頂は標高2408m!! そこから60kmの下りがあり、最後の3級山岳ポイントまでは平坦なコースとなっております。 山岳ポイントが2か所、中間スプリントポイントが1か所となっております。 長い下りには多くのヘアピンカーブがあり、かなり難しいと思われます。

 そして、放送は現地映像に切り替わりました。 現在、残り127km、逃げとメイン集団との差は1分20防となっております。 最初の山岳ポイントを通過し、長い下りをほぼ終えようとしております。 現在、逃げは2つのグループとなっており、先頭の逃げグループにはサガンが入っております。 メイン集団はまとまった形になっておりませんので、差がどれ位まで開くのか気になります。

 残り120km、2つの逃げのグループが合体、15名程の逃げ集団となりました。 この逃げグループには、サガンとヴァンアーヴェルマートの2名のステージ優勝が入っており、その他にも有力選手が多く入っております。 差は3分まで広がっております。 昨日の休息日の放送にて、逃げに入りたいと話していた新城選手ですが、今日の逃げには入っておりませんでした。

 残り110km、逃げとメイン集団との差は6分まで広がりました。 現地では雨が降り始めておりますが、綺麗に回りながら走る逃げ集団。 良いペースで逃げておりますので、今日は逃げ集団に有利な状況だと思います。 マイヨ・ベールのカヴェンディッシュ、アシストにサポートされて集団に追い付く映像が映りました。 最初の山岳で遅れた可能性があるとの事です。

 残り105km、差は6分10秒となっております。 ここで先頭は補給ポイントに到着、チームスタッフからサコッシュを受け取っております。 残り10kmを切り、逃げとメイン集団との差が落ち着き始めました。 ここでメイン集団も補給ポイントに到着。 ペースが落ちますので、やや差が広がる感じです。

 残り90kmを切り、差は7分まで開きました。 完全に雨のステージとなりましたが、メイン集団は縦長になっております。 気温も下がり、ウィンドブレーカーを着用する選手が多くなりました。

 そろそろ中間スプリントポイントに近付いてきました。 逃げの集団に入っているサガン、カヴェンディッシュがメイン集団後方におりますので、この中間スプリントポイントで逆転の可能性が非常に高い状態です。

 残り74km、ここで中間スプリントポイントに到着し、サガンが1位で通過で20ポイント。 これでポイント賞の暫定トップになりました。 メイン集団との差は6分30秒程。 

 残り60km、差は6分まで縮まりました。 現在は雨も上がり、メイン集団も隊列を作っております。 残り55km、ここでメイン集団からヴォクレールがペースアップの行動を起こしますが、主要チームは動じず....

 残り35kmまでやってきました、メイン集団はペースを上げ、4分45秒。 しかし、残りの距離を考えると.... 微妙なタイム差ですね。

 残り25km、メイン集団との差は4分となりました。 メイン集団はヴォクレールの願いが叶って、スピードが上がり始めました。 しかし、ここで逃げの集団でアタックがあり、分解!! 7名が逃げの集団を形成しております。

 残り20km、逃げの7名、分解した追走8名、そしてメイン集団とまっており、差は4分20秒程に開きました。 メイン集団が追いつくのは厳しいと思います。 残り15km、差は6分まで広がっております。 今日のステージ、逃げの7人で争う事になると思います。

 残り10km、そろそろ最後の山岳ポイントが近付いてきました。 メイン集団との差は7分まで開きました。 残り8.1km、先頭は山岳に入っておりますが、ここでサガンがアタック!! 直にマシューズが追う!! サガンの横からインピーがアタック、サガン追いすがる。 サガンが左右に動き、機会をうかがいます!! 残り6.8km、サガンが山岳ポイント獲得。 ここから下りとなりますので、静かなるスプリント争いが既に始まっております!! 
 
 残り6km、下りに入り各車スピードが上がります。 ボアッソンハーゲンがアタック!! そしてサガン、マシューズと続きます。 残り4km、7台が縦一列ではしりましたが、小さいアタックが繰り返されます。 ヴァンアーヴェルマートは一番下で虎視眈々と観ています。

 残り2km、全員が緊張した感じでアタックの機会を伺います。 残り1.5km、動きなし.... 残り1km、インピー、サガン、マシューズといった感じで、大きな変化はありません。

 残り500m、インピーが前、サガンが周りを気にしております..... 残り400mそのまま.... 残り300m、ヴァンアーヴェルマートが一番後ろからアタック!! サガンが反応する!! ボアッソンハーゲンもアタック!! ここでインピーのアシストを受けたマイケル・マシューズが右からアタック!! サガンが追いかける!! マシューズ逃げる!! 頭1つリード、サガンが追いかける!! 追いかける!! 追いつけない!! マイケル・マシューズが逃げ切り優勝~!!

 サガンは周りを気にし過ぎ、アタックのチャンスを狭めてしまったと思います。

 マシューズがステージ優勝を決めてから8分半以上.... メイン集団は残り1kmの地点を通過。 メイン集団は争う事無く集団のままでゴール。 最終的にマシューズから9分40秒差でのゴールとなりました!!
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tsun

最後まで読まさせていただきます。
いつもありがとうございます。
どうなるんでしょうね、わくわく・・・。
by tsun (2016-07-12 23:41) 

MINERVA

tsun さん
最後のゴールスプリントに向け、7人の攻防に緊張しましたよ。
結果的に、マシューズは逃げ切り優勝となった訳ですが、サガンが周りを気にし過ぎていたのが敗因だと感じました。
山岳ステージも好きですが、やっぱりゴール前のスプリントに燃えます。
by MINERVA (2016-07-13 00:23) 

tarou

お早うございます、増富温泉にコメントを有難うございました。
日本でもまれなラジウムを含んだぬるい温泉、源泉は37℃、35℃、30℃、25℃と4つの温泉が有り、体調に合った源泉にゆっくり入ることが出来ます。
夏場最高の温泉です(^_^)v

2016年ツール・ド・フランス、結果が出たんですね!

by tarou (2016-07-13 09:03) 

MINERVA

tarou さん
ぬるい温泉、長湯派の私にとっては最適だと思いました。
夏場にも楽しめる温泉、とっても良いですね。

ツール・ド・フランスは前半戦が終了となり、後半戦に入っていきます。
今年のツール、例年以上の盛り上がりを見せておりますね。
by MINERVA (2016-07-13 12:38) 

ojioji

白戸太朗さん、ジロのとき二十数年ぶりに名前を見てびっくり。京都時代に知人からトライアスロンで名前を聞かされていた方です。ロードではグレッグ・レモンからデルガド、インデュラインに引き継がれた頃だったかと。今もトライアスロン続けていらっしゃるみたいですね。今回のステージ、サガンが八面六臂の活躍、まさに敢闘賞でしたね。2位でじゅうぶん嬉しいです。好漢マシューズ、おめでとう(=^・^=)
by ojioji (2016-07-14 01:30) 

MINERVA

ojioji さん
そう言えば、白戸太朗さんは京都でしたよね。
私はトライアスロンの方面は詳しくありませんので、JSPORTSのサイクル関連番組で知りました。
ojiojiさんが言われている年代の選手ですね、今でも競技に参加されているとの事ですので、凄いと思います。
この日のゴール前スプリント、マシューズの気迫が勝った事が勝因だと思います。 2位に食い込むサガン、今年はどのステージでもオーラを感じますよ。

by MINERVA (2016-07-14 06:21) 

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