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あっと言う間に第21ステージへ!! 2016年ツール・ド・フランスとF1をCS生観戦中!!<第21ステージ> [自転車]

 昨日の第20ステージ、天候の急変等もありましたが、モビスターのヨン・イサギーレインサウスティがステージ優勝を決めました。 フルームも総合で驚異となる選手達に話されない様に走り、ほぼ今年のタイトルを決めた感じです。 いよいよ今日は最終ステージ、パリの周回コースを走る事になりますが、パリ市警は厳重な警備を行い、コントロールするとの事でした。 泣いても笑っても、あと数時間で今年のツール、最終ステージが始まります。 最後まで起きていらてるのだろうか....

 今日はF1の放送とほぼ重ならない為、スタートからCS生観戦中。 昨日の予選は大雨の影響で、中断が何回も起こり、予約録画がバッサリ切れておりました.... そんな悪天候のコンディションでマクラーレン・ホンダ7位と8位。 抜きにくいハンガロンクですので、戦略によっては.... 期待してしまいます。

 そして、現地時間で14時、2016年F1ハンガリーGPの決勝がスタート!!  スタート後の混乱は殆ど無く、ハミルトンがトップに飛び出した位ですが、メルセデス2台、レッドブル2台の後にフェラーリのヴェッテル続き、6位にはマクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソが付けております。 バトンも8位を走行しておりましたが、2~3周目ストレートでスローダウン!! ハイドロ系の圧が落ちているらしいですが、次々と抜かれていきます。 チームとの無線では、原因が分かったとの事で、その後ペースも戻りました!!

 しかし、マクラーレン・ホンダのバトンに対して、無線の規定違反との事でペナルティが課されました。 今年のF1、無線の規制が数回変り、ピットに入った時にしか技術的な会話は出来ないらしいですね。 TVに向かって「何じゃ~、そりゃ~!!」と叫んでしまいました。 (ハイドロ系の為、「シフトダウンするな」の部分がドライバーへの指示になったらしいです。)

 早くもレースは20周、ここ数周はフェラーリのライコネンと、レッドブルのフェルスタッペンのバトルを追いかけておりますが、若さと才能で勢いのあるフェルスタッペンの攻めに対して、ベテランとなったライコネンのライン取りとブロックの上手さが光ります。 センチ.... いやミリ単位かも。 凄いな~。

 上位陣を含め、タイヤ交換を行う選手が多いですが、メルセデスはハミルトンの交換したセットが合わない感じです。 2位のロズベルグに追い付けれ、そろそろDRSの位置に入りそうです。

 現在28周目、上位陣でピットに入っていないのは、フェラーリのライコネン!! チームからはタイムの落ちが少ない為、そのまま走らせるらしいですね。 後ろに付けているフェルスタッペンには辛い時間だと思います。 しかし30周目、ここでライコネンがピットイン、タイヤを交換しアロンソの後ろで戻りました。 翌周、ライコネンはアロンソをパス!! スーパーソフトを履いたライコネンはファステストを記録しました。

 35周目以降はザウバーとウィリアムズの戦いを追っております。

 レースも41周になり残りは30周弱、ここからはチームごとのタイヤの戦略が鍵となります。 42周目にハミルトンとベッテルがピットイン、タイヤ交換を行い、翌43周目にロズベルグがピットイン。 45周目に7位のアロンソがピットイン!! 7位のままで戻れたらしいです。 今大会は色々と規制が変り、縁石への飛び出しも厳しくなりました。 はみ出しは20cmまで.... これも面白み半減となりますが、アロンソは数回飛び出してしまい警告が出されております。

 57周目、フェルスタッペンとライコネンのバトルはライコネンはヒット!! フロントウィング破損した為、ピットへ入る事と思いますが、アロンソとの差が大きい為、順位は変わらないと思われます。

 しかし、ライコネンは入らない!! フェルスタッペンに背後に付いたまま、次の周回遅れマシンが現れるのを待ち、抜きに入ると思われます。 ライコネンの走りが良い!!

 レースは63周目、ここまで頑張って来たマクラーレン・ホンダのバトンですが、マシンから白煙が出始めており、ここでリタイアする事になりました。  壊れたフロントウィングのままフェルスタッペンを追うライコネン、中々抜くまで行かないですね。 メルセデスの2台はテールツーノーズの状態。

 68周目、もう残り3周ですが、フェルスタッペンとライコネンの戦いは続いております。 1コーナーで仕掛けますが.... 抜くに至らず。 フェルスタッペンもブロックが上手い!!

 そして最終ラップ.... トップはハミルトン、2位ロズベルグ、3位リカルド、4位ベッテルとゴールし、5位は....フェルスタッペンが守りました!! 6位にライコネン、7位はアロンソとなっております。

 とりあえず、ゴールしましたので、すぐさまJスポへ切り替えます。 今日の第21ステージはシャンティイ~パリ・シャンゼリゼまでの113kmとなっております。 距離はたったの113km、4級の山岳ポイントが1か所、中間スプリントポイントが1か所となっております。 パリの周回は8周回。 最後のステージ、スプリンター達の見せどころになると思います。 Jスポの放送は実況:サッシャ 、解説:宮澤崇史、ゲスト:フローラン・ダバディとなっております。

 選手達は0km地点に向けて走り出しておりますが、その間に各賞の選手が先頭で記念撮影をしております。 SKYは9人全員が特別仕様のバイクとジャージを準備、シャンパンと思いきやビールを準備しておりました。 なかなか粋な用意をしており仲良くビールをゴクリと飲んでおりました。 そして、いよいよ0kmに到着し、最後のステージが始まりました!! ロットの選手がお遊びで飛び出しましたが、直にスピードを緩め集団の到着を待っております。 沿道には走り始めから多くの観客が詰めかけており、選手達に手を振り大きな声援をおくっております。

 残り95km、まだまだ選手はノンビリと走り続けております。 先頭はニーバリとサガンが話をしながら走行中。 元チームメイトだった2人ですので、積もる話があるのだと思います。 残り83km、今日は山岳ポイントと中間スプリントポイントが各1か所ありますが、争く事も無くパリの周回コースまではノンビリと行く事になると思います。 放送では画面を分割し、ダイジェストやインタビューを色々と流しております。

 さあ、今大会最後の山岳ポイントがやってきました。 残り数十メートル、ここでクロイツゲルがアタック!! キンタナが後を追いますが、どうみても真剣では無く、沿道のファンに対するパフォーマンスだと思われます。

 選手達の背景が変り、街中に入ってきました。 周回コースまでは、もうすぐです!!

 残り63kmを切り、選手達はパリに入っております。 集団の先頭はSKYが陣取りコントロールしております。 周回コースまではこのままで進む模様です。 残り60km、選手達の前方に凱旋門が見えてきました!!

 周回コースに入る為、一旦右に曲がり大きく迂回し大通りにでましたが、既に車速が上がりつつあります。 周回コースまで数キロ、セーヌ川を渡れば周回コースとの事です。

 ホワキン・ロドリゲスが先行しております。 今年で引退を決めたロドリゲス、最後に観客へアピールです。 ルーブル美術館前を通り、いよいよ周回コースへ入って行きます。 笑顔で逃げるロドリゲス、メイン集団との差は10秒ほどです。 周回コースに入るのに合わせ、フランス空軍のフライパス!! トリコロールのスモークを出しながらパリの上空を通過!! 第1ステージでもフライパスをしておりましたが、格好良いです。

 選手達は1回目の凱旋門の周り、数名の選手がアタック!! 石畳の道をかなりの高速で走っております。 残りは50km、コンコルド広場を抜けましたが、逃げは8名近くおります。 逃げとメイン集団との差は10秒。

 周回コースに入り、車速が上がりアタックが始まりました。 ここで、うたた寝してしまい.... 気が付けば、もう残り6kmまで来てしまいました。 痛恨の失敗!!

 そして、最後の1周となり、残り4kmを切りました。 集団のスピードがあがりますが、石畳で落車する選手が出ております。 ここで、コカールがパンク発生。 石畳の走行はただでさえ危険が伴いますが、世界トップの選手達の走りであれば、なおさらです。

 残り1km、グライペル、サガン、クリストフが上がる。 グングン加速する、グライペルが前に出る、加速は止まらない!! 右からサガンが上がる!! 上がる!! グライペルは止まらない、サガンは一歩及ばず、グライペルが最後のステージを決めました~!! サガンは最後にスリップしてしまい、抜く事が出来ませんでした!!

 各賞の表彰式が始まりました。 今日のステージ優勝、ポイント賞、山岳賞、新人賞、大会を通しての敢闘賞、そして総合優勝の表彰式です。 久しぶりに総合2位にフランス人が入りました。 チーム賞はモビスターが獲りましたが、大会と通して、モビスターは上位を走っておりましたね。

 最後に4賞が表彰台に並びます、フルームとサガンはお互いの健闘を称えガッチリと握手!!

 そして、忘れてはいけないのは、日本人として6度目のツール・ド・フランスに参戦した新城選手。 2月の落車で大腿骨を骨折し、ツールとオリンピックは絶望と言われておりましたが、奇跡の復活を果たしました。 ツアー・オブ・ジャパンにてステージ優勝、誰もが驚いた回復ぶりです。 そして、ツールでも自身2度目の敢闘賞を獲得、大会後半は目立つ活躍が出来ませんでしたが無事に完走出来た事は、次のオリンピックへの自身に繋がると思います。

 全21ステージ、あっと言う間に終わってしまいました.... 全てのステージがドキドキ・ワクワクだったのは、近年では無かった事ですので、久々に燃え尽きました....

 あ~、早くオリンピックが始まらないかな~。 ロードレースやトラック競技、プロレースの選手達が多く参加しますが、次は国を代表してのレースですので、いつもとは違う駆け引きが楽しめますよ。
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コメント 10

りょ〜さん☆

なんとも目まぐるしいひと時を過ごされましたね(;゚Д゚)
「無線」でのやり取りで「ドライバーへの指示」がペナルティ対象とは(-_-;)
なんか…「チームの一体感」に水を差すような気がします…
監督だのコーチが選手に対して「もっと脇を締めて!」とか声掛けしたらペナルティ!ってのと同じような気がします(-"-)

by りょ〜さん☆ (2016-07-25 22:52) 

cyoko1112

こんばんは。
コメントありがとうございました。
もうすぐオリンピックですが、
さぞかし楽しみなんでしょうね。
by cyoko1112 (2016-07-25 23:13) 

MINERVA

りょ〜さん☆ さん
あくまでも、ドライバーの能力で戦う事が前提との解釈で、こんな小難しい規定が作られました。 現代のF1はチームプレイなんですけどね....
FIAの会長であるジャン・トッド、元はラリーのコ・ドライバーだったので、そこら辺は良く分かっていると思うのですけどね。
りょ〜さん☆さんが言われるとおりで、直接的な表現はNG。 無線で暗号を使っても、監視担当が全ての無線をチェックしておりますよ。
by MINERVA (2016-07-26 09:41) 

MINERVA

cyoko1112 さん
私は自分の足で走るのが苦手(と言うよりは、遅いです。)ですので、自転車ばかり乗っておりました。
オリンピックは子供の頃から大好きでして、観られる限りテレビに釘付けになっております。
東京オリンピックでは、自分の目で競技を見る事を楽しみにしております。
by MINERVA (2016-07-26 09:53) 

MONSTER ZERO

30000 nice ありがとうございます!

シン・ゴジラまであと3日。。。ですね(^^;
by MONSTER ZERO (2016-07-26 12:46) 

MINERVA

MONSTER ZERO さん
30,000nice!、おめでとうございます。
シン・ゴジラ、密かに楽しみにしており、公開日が待ち遠しいです。
公開日にいければ良いのですが、現在調整中だったりします....
by MINERVA (2016-07-26 13:01) 

mamii

コメントありがとうございます。
by mamii (2016-07-26 20:44) 

MINERVA

mamii さん
色々と大変だと思われますが、一日でも早く良くなられる事を願っております。 mamiiさんも、お身体お大事にして下さい。
by MINERVA (2016-07-26 21:43) 

ojioji

今年のツール、好勝負や前代未聞の事件などテンコ盛りでぼくも堪能。レースレポート拝読、あの時の昂奮が甦り、二度楽しめました。その勢いで五輪の男子ロードを徹夜でライブ視聴^_^;、解説無しで選手を識別しにくかった前半はもどかしかったですが、ジロやツールで知った選手たちが異なったつながりで走っていて実に面白かったです。マイカに金メダル取ってほしかったけど、ヴァンアーヴェルマートも好きな選手、結果も満足(^_^) カンチェラーラや新城選手のゴールも見ることが出来て感激。終盤、先頭グループで落車したニーバリとエナオモントーヤが気の毒、ニーバリの名前が順位表に見当たらず心配です。昼寝して、NHKの放送でもう一度レースを楽しむ予定です。五輪の次はブエルタ・ア・エスパーニャですね^^;。あっ、日本映画専門チャンネルでゴジラ映画たくさんやっているので録画しまくっています。見るのは秋になりそうですが、中1以来のモスラとの再会が楽しみです。などと徹夜した乗りで書き込んでしまいましたm(_ _)m
それでは、ゴジラや五輪の興奮で猛暑を吹き飛ばしましょう。
by ojioji (2016-08-07 06:37) 

MINERVA

ojioji さん
今年のツールは近年稀にみる面白さでした。
スプリンターもカヴェンディッシュやキッテル、サガンなどが活躍し、総合ではフルームが王者の走りで見事に連覇となりました。
コンタゴールのリタイアとキンタナの不調が残念ではありましたが、全てのステージが面白かったです。
新城選手、ステージ優勝争いには絡めませんでしたが、2月の落車による怪我を考えますと、敢闘賞を獲得する走りを見られて嬉しかったです。
リオ五輪、男子ロードは録画放送とネット等で詳細を観ておりましたが、リッチーポートの落車や先頭で逃げていたニーバリとエナオモントーヤの落車等、荒れたレースとなりました。
マイカは単独になってしまった為、最後まで逃げる事が出来ませんでしたが、ゴール前数百mでヴァンアーベルマートが逃げ出し見事に優勝!!
私的にはかなり厳しいコースレイアウトだったと思いますが、レースとしても面白かったですね。
私としては、オリンピックのトラック競技も楽しみにしており、カヴェンディッシュなどのスプリンター達の走りを楽しみにしております。
そして、ブエルタと世界選手権も気になっておりますが、まずはオリンピックですね。
ゴジラシリーズ、BSやCSで色々な作品が放送しておりますね。
第1作の恐怖物からモスラやキングギドラなどの怪獣対決物まで.... どの作品も好きですよ。
五輪とゴジラ、楽しみが多く時間が足らないです。
by MINERVA (2016-08-08 11:20) 

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