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2019年のF1が開幕し、ホンダのエンジンが久々に表彰台を獲得!! [レース関係]

 先週金曜から始まった今年のF1シーズンですが、一番はホンダがレッドブルと組む事になり、否が応でも期待感が高まってしまう事ですね。

 金曜日のフリー走行1・2と土曜日のフリー走行3、ホンダのPUを搭載するレッドブルとトロ・ロッソは順調に周回を重ねマシンのセットアップを進めておりました。 普通の事なんですが、マクラーレンとタッグで復活した2015年~2017年までは走行自体もままならない状態になる事もあり、提携先をトロ・ロッソに変更した昨年からようやく良くなった次第です。

 そして予選を迎えた訳ですが、Q1開始早々にレッドブルは2台共にポンとタイムを計測。 タイム的にも悪くない内容でしたので、少し安心感が出たと思いますが.... Q1の終わりに他のチームもタイムを大幅に上げてきた為、ガスリーがQ1敗退となってしまいました。 これはチーム側の戦略ミスでしたが、抜きにくいアルバートパークの事を考えると痛い失敗でした。 トロ・ロッソ側も新人のアルボンがQ1で敗退、久々のレギュラードライバーとして復帰したクビアトはQ2で敗退となりましたが、クビアトに関してはトラフィックに引っ掛った事もありますので、Q3への進出も可能な速さはもっておりますよ。

 そんな訳でして、ホンダとして最後の砦はレッドブルのフェルスタッペンだけとなりましたが、Q3でも速さを発揮し予選4位を獲得!! メルセデスの2台には及びませんでしたが、フェラーリの間に割り込む形となりました。 これは素直に嬉しい結果ですし、シャシー側も貢献度も大きいと思います。 やはり、トップチームと組む事で良い相乗効果が出ておりますね~。 噂では今年からホンダもパーティーモードを搭載したと言われており、事実フェルスタッペン発言からもホンダのパーティーモードを伺える内容が出ておりましたね。

 予選4位となっただけでも期待感で興奮してしまった訳ですが、昨日行われた決勝では「いよいよホンダが上位チームと戦える」と思える内容・結果となりました。

 レース自体は大きなクラッシュもなく始まった訳ですが、スタートでグリーンにタイヤを落としたルノーのリカルドがフロントウイングは破損。 待遇面とホンダへの不安感からルノーへ移籍した訳ですが、どうもリカルドはついていないな.... 

 抜きにくいコースである為、よほどのスピード差がなければオーバーテイクが難し状況。 そこで行われるのがピット戦略となり、予定よりも早くピットに入るアンダーカットや予定よりも長く走り続けるオーバーカット等の戦略面で楽しむ感じです。 今年もメルセデスが速い状況となり、ライバルのフェラーリと駆け引きが行われておりますが、フェラールのベッテルが十数周目にピットイン。 メルセデスのハミルトンも合わせてピットインした訳ですが、ベッテルが行ったこのギャンブルがレッドブルのフェルスタッペンにとってはプラスに働きました。

 通常のピットインでタイヤを交換したフェルスタッペンですが、毎周ごとにベッテルとの差を縮めていきます。 そしてレースの後半に入った31周目、ベッテルの背後に付けたフェルスタッペンがオーバーテイクし3位に浮上!! 早めにタイヤ交換したベッテルとハミルトンには辛い状況になりつつあります。 その後、フェルスタッペンは2位のハミルトンに追いつき、オーバーテイクを試みるも失敗。 自身のミスでオーバーランした影響もあり、レース終盤まで単独3位で走行となりました。

 タイヤを労り、残り5周を切ってからは再度ハミルトン攻略を試みますが、決定的なスピード差がある訳ではありませんので、最後はハミルトンに続く形でフィニッシュ!!

 2015年の復帰後初であり、2009年のバリチェロ依頼の表彰台獲得となりました!!

 マクラーレンとの3年間で多くの事を学び、昨年から提携しているトロ・ロッソで結果を残し始めた訳ですが、やっと戦える状態になったと言えますね。 しかし、ここに来るまでが長かった~.... PUも現在のコンセプトに以降して3年目、ここから更なる熟成を重ねメルセデスとフェラーリを追い回すす姿を早く見たいですね。

 フェルスタッペンの3位で目立ちませんが、トロ・ロッソのクビアトも10位に入りポイントを獲得!! レース中盤以降、予選で失敗したガスリーと10位争いを行い、勢いづいたガスリーを押さえてのポイント獲得は嬉しかった事と思います。 レースに復帰した初戦でのポイントゲットですので、クビアトにしても、トロ・ロッソにしても、今後のレースが楽しみになる事と思います。 そして、トロ・ロッソの新人であるアルボンもレースを完走し、14位で初レースを終えました。 期待以上に速さを持っていたアルボン、今後のレースではキラリと輝く場面が出てくると思いました。

 終わってみれば、順位は別として4台前者が完走。 そして今回のグランプリでは4カ所ある計測ポイント全てでホンダ車が最高速をマークしているとの情報です。 これも嬉しい事ですし、今後の事を考えると力強いと思いました。

 CSの放送やネット等のみですが、エンジン関係もフルの性能は出ていない感じがします。 テストとは違い、レースから得られた生の情報が一番ですので、次のバーレーンでもホンダPUユーザーには少しでの上位を狙ってもらいたいと思います。

 そして、残念だと思うのはマクラーレンのサインツ。 今年のマクラーレンはテストでも速さがあり、今回の予選ではサインツは失敗しましたが、新人のノリスはQ3まで進み8番手からのスタート。 ルノーとの2年目は良い傾向で進んでおりました。 が、しかし.... 決勝ではサインはPUのトラブルでリタイアしてしまい、しかもマシンから出火。 ノリスについても戦略が外れ、予選順位よりも下の12位となってしまいました。 今年のマクラーレン、見た目の印象は速そうですので、復活も近いと思われます。 

 次は2週間後に開催されるバーレーンGP、昨年はトロ・ロッソのガスリーが4位を獲得したコースですが、今年はどんなレースになるのか楽しみですね。
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tsun

2チーム4台で1つは有力チーム、今年は楽しめそうですね。
by tsun (2019-03-19 10:19) 

MINERVA

tsun さん
そうですね~、2チームに供給する事でデータは2倍になりますし、姉妹チームですので普通の供給よりも密にデータを比較できますよね。 CSの放送で観ている限りですが、ホンダのPUは少しパワーを押さえいる様な気配がしますよ。
今回の開幕戦、最高速の計測ポイントも全てホンダのPUがトップとなっておりました。
今年は非常に楽しめそうですよね!!

by MINERVA (2019-03-19 10:37) 

hatumi30331

お久しぶりです。
歩くと、花がいっぱい!
春は、楽しいね。
花粉症、私も数年ぶりにやってきました。
いややね。
今日は、気温上がるみたい。
桜、咲き出すかな?
by hatumi30331 (2019-03-20 06:00) 

MINERVA

hatumi30331 さん
お元気そうで何よりです。
東京も段々と暖かくなってきましたので、春の花が咲き始めております。
そんな季節を感じられますので、散歩は楽しいです。
花粉症が辛い所ですが、そこはガマンガマン....
この週末辺りから桜もチラホラと咲きそうですね~!!
by MINERVA (2019-03-20 10:34) 

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