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気付けば今月も最終週、月後半はチョットだけ外出.... [日記]

 もう今週は8月の最終週、早い、早いよ....

 さて、8月は色々とやる事が多く、何だかんだでブログの更新がされない状況.... 今回も最近の動向をまとめて載せる感じとなっております~。

 前回の記事の翌日になりますが、16日はキネカ大森で限定上映となった「ヴイナス戦記」の初回に行ってきました!! 約30年近く封印されていた作品と言われておりますが、昨年から解禁され幾つかの劇場で公開されておりました。 そして今回、キネカ大森で公開となった次第ですが、最初の上映は監督でもある安彦良和氏の舞台挨拶付きとの事で有無の言わさずネットでチケットを購入しました。


 会社のフレックス制度を使用し、定時よりも早く会社を出て現地へ向かいました。 久々にキネカ大森で観賞する訳ですが、大森に到着し歩いていると飛行機のエンジン音が聞こえてきました。
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 見上げてみると大森上空を飛行する旅客機を発見、航路の改定もありますが、大田区と品川区は飛行機が上空を飛びますので、色々な機体を観る機会があります。 以前、大森上空をポケモンジェットが低空で飛んでいる場面に遭遇し、驚いた記憶があります。
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 そんな事を思い出しながらキネカ大森に到着、上映スケジュールを確認し劇場へ向かいます。
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 エレベーターを降りると、既に多くの人が劇場で待機しておりました。 会場まで時間がありますので、劇場内のイベントボードなど見ながら時間潰し.... 「ヴイナス戦記」のイベント告知がありますね。 「もぎりさんのお知らせ」と書かれておりますが、片桐はいりさんが主演している短編映画「もぎりさん」はキネカ大森が舞台となっており、この日の入場時は本物の片桐はいりさんがもぎりをしておりましたよ。
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 いよいよ会場の時間となりましたが、今回は3つあるスクリーンの中で一番大きなキネカ1で上映です。
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 片桐はいりさんにチケットを確認してもらい、いよいよ会場へ.... スクリーンは小さいですが、それも小劇場の良さと思っておりますよ。

 上演時間となり、久しぶりにスクリーンで「ヴイナス戦記」を観賞.... 今から30年前の作品なのですが、どの場面もクオリティが高く、動きも凄いです。 自宅でもプレゼントされたBlu-Rayを観ておりましたが、大きなスクリーンで観るのは別物ですね。 

 気になる方の為に.... 映画「ヴイナス戦記」公式サイト → https://venuswars.jp/

 上映が終わり、会場からは大きな拍手。 余韻が残る中、トークショーの為にスタッフさんが準備を行い、いよいよ安彦監督が登場!! 会場から大きな拍手が起こり、トーク開始となりました。

 既に時間が経ってしまっており、記憶に曖昧な部分がありますが、どんな感じだったか書き残してみます。 サンライズの担当さんとアニメディアの編集さんも参加され、三人トークの形式でした。

 最初に安彦監督から「いつもであれば、埼玉から来ましたとか所沢から来ましたと言うのですが、今日は無しです。」と言われ、「本当は今日も半分参加したくなかった」と話されました。 「もう1ヶ月になると思いますが、先日の京都アニメーションの事で心を痛めている」と言われ、「当時はサンライズの下請け会社でもあったので、この作品にも参加してもらっていた」と話されておりました。 まだ詳しい状況は分かりませんが、理不尽な理由に近い内容で起こった事件だけに、安彦監督もショックを受けていると感じました。

 しかし、会場に集まったファンの為、作品についてのトークが行われた訳ですが、まず最初に監督はビールで乾杯しトーク開始です。 サンライズを離れた事で、今まで出来なかった事をやる事にしたと話されておりましたね。 美術に小林七郎さんをお願いし受けてもらった事、そして「AKIRA」の製作に関わったスタッフも多く参加しており、この作品でも活かされているとの事でした。 「向こうは最後の方に息切れしたけど、こちらは最後まで作り込めましたよ」みたいな事を言っておりました。

 またこの作品では作画監督を別に立て、自身は監督に専念。 しかし、人手の問題もあり自身も原画を担当する事に.... 物語終盤、空港での戦闘シーン等を担当していると話されておりました。 丁度、モノバイが登場する場面ですが、監督曰く「セルを何枚も重ねられないので、1枚のセルに多くの情報を描く事になり、大変だった」と回想。 そして当時のアニメ制作はほぼ手書きのセルアニメですので、その部分についても語られておりましたが、現在のCGを多用したアニメと違いセル画を重ねて撮影する方式です。 セル画は多く重ねる事が出来ない(セルは透明ではないので、画質等が落ちてしまう等....)事もあり、多くてもEセルくらいまで。「現在はCGなので、Zセルくらいまで出来るのかな...」と安彦監督が言われておりましたが、それを考えるとCGで製作するアニメは便利ですね~。 そして、この映画では実写とアニメを融合させるシーンがあるのですが、実写の部分はアメリカで撮影しており(どうやらアリゾナの風景が金星に近いとの事らしいです。)数名のスタッフでロケを行ったまでは良かったのだが、低予算故にビデオでの撮影だった為、アニメとの合成に苦労したとの話でした。(フレーム数が合わないので、ズレが生じてしまう)

 その他にも色々と話をされておりましたが、「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」で絵コンテをレイアウトとして使用しており、ORIGINが最初と思っていたが、この「ヴイナス戦記」で既に行っていた事を当時のスタッフから後に教えられたとの事でした。 また、サンライズと袂を分かつ事になり、自身で立ち上げた九月社にて製作となった訳だが、後ろ盾を失った事で今まで大きく支えられていた事が良~く分かった言われておりました。 製作に至るまでの話も色々とありましたが、連載をしていた学研に助けられたとも話されておりましたね。

 そして、「ヴイナス戦記」が公開された1989年、同時期には「魔女の宅急便」があり、全く太刀打ち出来ずに終わってしまったと語られておりました。 興行的にはかなり厳しい結果となり「ヴイナス戦記」を最後に長編を含めアニメーションの世界から離れる事になり、その後は漫画に専念する事になりました。 「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」がアニメ化の際にアニメーション業界に復帰し現在に至る訳ですが、長く封印してきた事はファンに対して申し訳ないとの事でした。

 そして、大きな拍手でトークイベントが終わった訳ですが、安彦監督が今回の上映の為に手書きの色紙を劇場へ持参しており、ロビーに展示しいるとの案内がありました。
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 イベント終了後、ロビーに飾られたサイン入りのポスターと主人公であるヒロが書かれた色紙。 喉から手が出るほど欲しい.... そう言えば、密かに期待していたサイン会が無かったのが唯一残念でしたが、発売早々にチケットを購入していた事もあり、座席は前の方でしたので.... 安彦監督を近くに感じられ、とっても幸せな時間を過ごす事が出来ました~。

 こうして「ヴイナス戦記」の舞台挨拶付き上映は終わり、帰宅となりました。 89年の劇場公開以降はTVやCS放送等で数回放送した位しか記憶になく、当時劇場へ観に行き「これはスゲェ!!」と友人達と話していた時から30年.... 家族からプレゼントされたリマスター版のBlu-rayで感動し、小さいとはいえ劇場での上映に行けた事は本当に良かったです!! 

 こうして喜びに包まれたまま週末の休みに入った訳ですが、久々に義兄の手伝いを行っておりました。
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 最近はビデオ撮影の手伝いを行っておりますが、今回もセッティング作業をしたり....
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 成功報酬で購入してもらったデジタル一眼で写真を撮ったり動画を撮影したりしておりました。 久々でしたので、帰宅時にはヘロヘロになっておりましたが、日頃お世話になっておりますので、少しでも貢献できたのであれば嬉しい限りですね。

 そして、先週もあっと言う間に週末となり、日曜日は午前中から外出しておりました。
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 インディの生放送に後ろ髪を引かれながらでしたが、向かった先はアキバ。 そのまま目的地である「肉の万世」に向かいます。
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 今年のファミリー向けイベントも8月が最終月、忘れる前にランチを食べにきましたよ~。
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 今回はアボカドハンバークを注文しましたが、目玉焼きのサービスには間に合いませんでした.... 熱々のハンバーグを頂きパワー注入ですね。 しかし、今回は1人だったので、お酒は控えました。
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 食後はヨドバシに寄り、ホビー関係を物色。 幾つか欲しい商品もありましたが製作する物が大量に残っている為、今回はパスしましたよ。 早くMINERVAを製作しなければ....

 その後、少しだけアキバを巡回し帰宅となりましたが、この日は朝からインディの決勝レースが放送されておりました。 前の週に行われたレースにて佐藤琢磨は数台と絡み大クラッシュしリタイアとなった訳ですが、接触したロッシの車載カメラを基に佐藤琢磨に対して大バッシングが起こり、ツイッターを含めネット上では佐藤琢磨への非難が凄い状態となりました。

 これに対して佐藤琢磨もコメントを出して自分の正当性を訴えた訳ですが、自由の国であるアメリカであっても、自国のドライバーを擁護する意見が圧倒的な状態となっており、ネットの書き込みを読んでは「大丈夫だろうか」と心配しておりました。 その後、琢磨の所属チームが車載カメラの映像も含めコメントを発表。 クラッシュした場面ではハンドルも切らず真っすぐ走る姿が映されており、逆に他車が寄って来た事に寄りクラッシュであると声を上げた次第です。

 確かに、ロッシの映像からだと琢磨が寄って来たように見えるのですが、寄って行ったマシンの車載ですので、そりゃあ「あいつがぶつけてきた!!」と言いますよね、現代のレースシーンではマシンに車載カメラが普通となっておりますので、自分の正当性を訴えるのには非常に助かると思いました。

 感情的なものもあるとは思いますが、車載が無い時代であれば100%佐藤琢磨が犯人になっていたと思います。 また自分の正当性を主張した琢磨ですが、他のドライバーを非難する意図はなく、これはレーシングアクシデントであると訴えております。

 最初はペナルティも検討されていた前戦のクラッシュですが、インディでは珍しいチーム側が出しだ声明以降、バッシングもトーンダウンし今回のレースウィークを迎えました。 一部では非難が続いておりますが、予選では5位に付けた佐藤琢磨。 厳しい状況と思われますが、それをバネにして上位を狙います。 日本時間の朝9時からスタートとなった訳ですが、レース直後から順位をズルズルとおとしてしまい、なんと2周遅れの再開まで落ちてしまう展開.... アキバへ行かなければならない為、レースは録画しておりましたが、この時点では「ここからの追い上げは厳しいな~」と思っておりました。

 外出しつつもネットでレース状況を追いつつアキバに到着、ランチを注文し待っている時にスマホを確認すると.... 残り数十周となった時点で佐藤琢磨がトップに!! 最初はピットのタイミングで一周だけトップになっていると思っておりましたが、それまでのレースを調べると勝てる意味でのトップである事が分かりました。 「2周遅れになったのに、そこからの追い上げ.... 凄過ぎる!!」と思った訳ですが、その後もトップで走り切った佐藤琢磨が今シーズン2勝目の優勝となりました!! それと同時に私のランチであるハンバーグも到着です~!!

 家を出る時点で「今回は予選こそ良かったが、決勝はプレッシャーからか駄目そうだな....」と思っていた訳ですが、まさかまさかの大逆転劇に涙が出そうになりましたよ。 この結果を知った為、ランチ後の買い物もそこそこに帰宅した次第です。 録画を観直しておりましたが、いやーこんなレースが出来るのもチームからも信頼されている証拠ですね。 次戦は昨年優勝したコースですので、連続優勝もあり得るかも!? 今回の優勝、本当に強いドライバーである証になったと思います。

 こうして週末を終え、今週は8月最終週となりました。 忙しいと思いきや、少し余裕がありノンビリムード。 明日あたりからは忙しくなると思いますが、この週末は夏休みを終えたF1が再開されます。 オーストリアで復帰後初優勝を遂げたホンダ、それ以降のレースでも好成績が続きイギリスはフェラーリに追突され5位になりましたが、あれが無ければ2位になっていたと思います。 ドイツでもフェルスタッペンが勝利し2勝目、このレースではトロ・ロッソのクビアトが3位に入った為、ホンダのPUを使用したチームが表彰台に2人乗りました。 そして夏休み前のハンガリーではフェルスタッペンがポールとなり、レースも大部分でトップを走る好調ぶり。 メルセデスの戦略に負け2位となりましたが、それでも2位である事を考えると前半戦の最後数戦はレットブル・ホンダの速さが際立っておりました。 後半戦にはホンダがスペック4を投入する事になっており、現時点では後半2戦目のイタリアが有力視されております。

 ホンダ側は控えめに言っておりますが、速さを取り戻したレッドブルは後半戦でも数戦で優勝出来るとコメント。 確かに現時点で飛躍的に成績が上がったスペック3よりも強力なエンジンであるスペック4が登場となれば.... 嫌でも期待してしまいすね。

 早く月末の忙しさから解放され、ワクワクした気持ちでF1が観たい~!!
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コメント 4

ぼんぼちぼちぼち

片桐はいりさんにモギっていただけたなんていい記念になりやすね。
キネカ大森は、ロビーに上映作品に合わせて様々な意匠を凝らした展示がされるのが嬉しいでやすね。
by ぼんぼちぼちぼち (2019-09-01 12:03) 

MINERVA

ぼんぼちぼちぼち さん
当日は「ヴイナス戦記」を観る為に多くのファンが集まっておりましたが、誰もがチケットを確認してもらう際「テレビで観てます」とか「本当に居らっしゃるんですね?」と声を掛けながら劇場に入っておりましたよ。
劇場のロビーには映画雑誌や映画に関連する書籍がたくさん置いてあり、それ目的に来られる方も多いみたいですね。
久々のキネカ大森でしたが、この小さい雰囲気が懐かしくて昔を思い出しておりました。
by MINERVA (2019-09-02 10:40) 

響

見たこと無い映画です。
魔女宅といっしょなのはちょっと不利ですね。
by (2019-09-02 19:07) 

MINERVA

響 さん
監督である安彦さんは多くのアニメ作品でアニメーターやキャラクターデザインで活躍をされた方なのですが、劇場版クラッシャージョウで監督の世界に入り、漫画家としての作品である「ヴイナス戦記」を劇場用としてアニメーション化した次第です。
しかし、当時公開されていた作品は強力すぎて.... 結果的に惨敗となり、監督はアニメーションから距離を置く事になってしまいました。
セルアニメの中で、完成度の高さは素晴らしく、今回の発売は「ついにヴイナスが返ってきた!!」と言った具合です。
by MINERVA (2019-09-02 19:36) 

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