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週末はアキバで「セガフェス2019」を堪能し、買い物や上野の桜を観ておりました.... [日記]

 月末・年度末である三月の〆を乗り切り、無事に休みに入りました。

 結構忙しかったのですが、上手く配分したおかげで大きな問題も起こらずに終われたのは良かったです。

 前回の記事にも書きましたが、荷物が到着待ちの為に金曜日は早めに帰宅。 早めに帰宅となりましたので、ノンビリと休めたので助かりました....

 土曜日は朝から外出予定をしておりましたが、疲れを取る為に午後まで休息。 イベントへ参加する為、時間をみながら外出となりました。
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 向かった先はアキバ、あいにくの天気で肌寒い日となりましたが、まずはイベント会場へ向かいます。
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 今回の目的ですが、ベルサール秋葉原で開催されております「セガフェス2019」に行く為でした!! 本当であれば朝一から行く予定でおりましたが、家でノンビリとしつつYoutubeでイベントのライブ放送を観ておりました。 巨大なセガのロゴが目立ちますね~。
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 今回のイベントですが、一階のフロアはアトラクション系のイベントスペース、二階のフロアは「サクラ大戦博覧会」と「大アトラス展」が行われおります。 地下一階のフロアはステージとなっており、二日間の開催中に幾つかの催しが行われます。 初日は夕方からのイベントを観戦する為に音連れた訳ですが、まずは一階をブラブラと歩きます....
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 Youtubeのライブ放送でも紹介された「メガドライブ ミニ」、その実機の展示と試遊コーナーへ向かいました。 試遊コーナーは超が付くほど長い列になっておりますので、早々に諦めました。 「メガドライブ ミニ」、良いじゃないですか~!! 発売時には40タイトルが内蔵されるとの事ですが、この時点では10タイトルのみ発表されました。 残り30タイトルは何になるか.... 非常に気になります。 また付属のコントローラーに関しては、オリジナルと同じサイズのコントローラーが付属されるとの事ですので、操作性の問題も無いですね。 これは売れるかも!?

 私も「欲しい」と思ったりしておりますが、メガドライブもメガドライブ2も所有しており、ソフト面だけなんですよね.... 内蔵されるタイトルの内容次第では購入かな? ちなみに、我が家はメガドライブ+メガCDのセットとメガドライブ2+メガCD2+スーパー32Xのセットがあります。 ビクターブランドで発売されたワンダーメガもあった記憶がありますが、ここ何年も見かけていないので、誰かにあげたかしまい込んだかですね。

 イベントの時間が決まっておりますので、軽く回った後に集合場所へ向かいます。
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 集合時間の少し前に移動した訳ですが、夕方になる時間でしたので寒い寒い。
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 チケットの確認後、地下のステージへ向かいます。
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 イベントの開催を知り、ネットから申し込んだ「セガサターン25周年大感謝際」の観戦ですが、私の思っていたよりも多くの観客が入り驚いておりました。

 セガサターン(サターン).... 1994年にゲームメーカーであるセガ・エンタープライゼスが開発・販売を行ったゲーム機ですが、直接のライバルはソニーから発売されたプレイステーション(プレステ)。 発売当初はサターンがイケイケムードだったのですが、幅広いユーザー層を取り込む事に成功したプレステがグンと伸びた印象が残っておりますね。 私としてはとっても良いハードだと思いましたし、まだまだ頑張れると思っておりましたが、次世代機であるドリームキャストの登場で第一線から退きました。

 今回の大感謝ですが、当日は色々な方が集まり当時の話を一杯話して頂きました。 参加された方々ですが、下記の6名がコーナーごと登場となりました。

 岡村秀樹(株式会社セガホールディングス 代表取締役社長COO)
 竹崎忠(株式会社トムス・エンタテインメント 常務取締役)
 光吉猛修(株式会社セガ・インタラクティブ サウンドクリエイター/ボーカリスト)
 梅田浩二(元「ゲーマガ」編集長)
 加藤克明(元「週刊ファミ通」編集長) 
 藤岡弘、(せがた三四郎)

 いや~、何とも豪華な顔触れではないですか!!

 最初に加藤氏、梅田氏、岡村氏、竹崎氏が登場しステージスタートとなりましたが、当時のゲーム業界の状況を語り合ったり、サターンCMを流したりといった具合です。 簡単な年表も映し出され、当時の話題で盛り上がりました。 当時、セガサターン事業部長であった岡村氏と「メガドライブのソフトは全て所有している」と言われセガの顔になっていた竹崎氏、雑誌を出す側としてファミ通の加藤氏とゲーマガの梅田氏が「今だから聞ける」的な話題は面白かったですよ。 当日も話されておりましたが、元ゲーマガの梅田氏はセガ時代はAM2研で広報をされておりましたよ。

 サターン誕生の話から値下げの話、大物タイトルの話となりました。 一世を風靡した「バーチャファイター2」やアナログコントローラーの使用で楽しさ倍増となった「NiGHT」、サターンの性能を活かして制作された「サクラ大戦」等の有名作品の話題となり、ワープから発売された「エネミーゼロ」の話題となりました。 プレイステーションEXPOにて、突然セガサターンへの「電撃移籍」を発表した話は有名。 ワープの社長であった故・飯野賢治氏の話も出てきましたが、まだまだ活躍出来る方だっただに残念だったとの話です。 「エネミーゼロ」か.... 檄ムズなゲームでしたが、緊張感があって面白かったです。 その後に発売された「リアルサウンド 〜風のリグレット〜」の話題も出ましたが、画の無いゲームとして開発された物で視覚障害者でも遊べるソフトとなております。 追加の情報として書きますが、当時は希望があれば点字で印刷された取扱説明書も提供しておりました。

 その他にも「グランディア」や「街」、「機動戦士ガンダム ギレンの野望」や「真・女神転生デビルサマナー」などなど.... 名作ソフトの名前がバンバン出てきました。 ソフト面の話の他には当時は禁断に近い比較CM「せガールとアンソニー」の話題や巡業イベントの話題など盛り沢山。 ゲーム雑誌の編集者側の話として、誌上でのサターンへ対する考えなどの話もありました。 良い感じでプレステとの戦いを続けておりましたが、「ファイナルファンタジー VII」が出た事で次第に差が付くようになり、私的には「ドラゴンクエストⅦ」は決定打になったと思っております。

 ステージ前半戦の最後となりますが、今は現場から離れてしまった岡村氏からはサターンで業界に足跡を残した事と他メーカーを含め提携無き同盟の時代であったコメントされておりました。 竹崎氏はメガドライブ及びセガのハードが好きでセガへ入った訳なので、ハード撤退が残念であり発表された「メガドライブ ミニ」を応援してもらいたいとコメントされておりました。 私も同じ考えですし、会場の誰もが同じ事を感じていると思いました。

 前半戦を聞きながら考えた事ですが、90年代は現在の様にマルチプラットフォームの形式ではない為、どのソフトメーカーを取り込むかが重要だった時代でした。 俗に言う「FF」と「ドラクエ」を持って行かれた事は、セガにとっては辛かったですよね。

 ステージ後半戦に入り、ついに「せがた三四郎」こと藤岡弘、氏が登場です!!

 過激な内容のCMで人気を博した「せがた三四郎」ですが、後半戦はCM制作の裏話満載の内容です。 CM等のキャラクターとしての期間は97年から98年の僅か1年となっておりますが、この1年の間に制作されたCMは19本!! この日は印象的なCMを何本か流し、当時の思い出話をする内容です。

 TVで受ける印象そのままの藤岡氏ですが、体から発散されるオーラが凄い!! せがた三四郎の登場で、会場内の温度が数度上がった感じがしました。 熱いトークが続く内容でしたが、最初にオファーがあった際、既にコンテは藤岡氏が前提になっており驚いたとの事。 そして、内容についても真剣に取り組む姿に心打たれたと言われておりました。 この時に流されたCMですが、修行編、ボンバー編、氷上対決編、せがた打法編、そして最後の真剣遊戯編となっておりましたが、どのCMもインパクトが強く、撮影時の裏話も面白かったですよ。

 最後の真剣遊戯編はドリームキャストの発売を控えての内容となっており、セガの会議室に向け放たれたミサイルを防ぐべく、せがた三四郎が身を呈して守る内容です。 ミサイルにつかまり宇宙へ向かった訳ですが、ミサイルの爆発と共にせがた三四郎は星になりました。 この時に流した涙についても、自然に流れた物であったとの事です。 余りにも濃すぎる内容ですので、取後半戦はあっと言う間に時間を迎えてしまいました。

 そして後半戦の最後となりましたが、ここで元々セガの社員であり、サウンドクリエーターとしても活躍している光吉猛修氏が登場。 藤岡弘、氏と熱い抱擁を交わし、せがた三四郎のテーマソングである「セガサターン、シロ! 」を歌って頂くべく懇願。 これに快諾した藤岡弘、氏はマイクを握り歌い始める訳ですが、気付けば会場に集まったファンも一緒に大合唱です。 この魂を揺さぶられる感覚、そして一体感.... 涙が出そうですよ。 フルコーラスを歌い切り、会場を後にするせがた三四郎に向けて「ありがとー!!」と声を掛ける人が一杯おりましたよ~。(私もですが....)

 気付けば汗だくになり放心状態となりましたが、MCの方から「この後、記念撮影を行いますので、宜しければ参加して下さい。」とのアナウンス。 会場でも販売されていた「せがた三四郎」のタオルを受け取り、記念の集合写真を撮影です。 おお、せがた三四郎が結構近くにいる!! 前列の方に居る方が羨ましい!! ほどなくして写真も撮り終わり、大いに盛り上がった「セガサターン25周年大感謝際」も終わりとなりました....
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 外へ出ると既に夜となっており、まずは自販機でスポーツドリンクを購入し一気飲みでした。 ゲームのイベントですが、音楽ライブに行った様な疲労感が私の全身を襲い、何とも言えない満足感で一杯です。 本当はそのままアキバを巡ろうとも思っておりました、素直に帰宅となりました。

 当日の様子ですが、ファミ通.comのリポートが一番良さそうな感じでしたので、気になる方はクリックしてリポートのページへ行ってみて下さい。
 ファミ通.comから「22年の時を経て、せがた三四郎が大復活! 振り返り&蔵出しトークで盛り上がった“セガサターン25週年大感謝祭”リポート【セガフェス2019】」

 帰宅後はF1とmotoGPの予選をCSで観戦しつつ、この日の事を思い出しておりました....

 そして日曜日、この日は朝からお腹がグーグーと鳴っております。 前日の盛り上がりでカロリーを多く消費した為だと勝手に決め付け、朝から栄養をしっかり補給します。
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 「お肉もPON!」で頂いたお肉とソーセージを朝から頂く事にしました!! 「国産牛バラカルビ焼肉用」ですが、軽く塩と胡椒を振り....
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 強火でジャジャッと炒めました。 一気に焼くとフライパンの温度も下がってしまう為、何回に分けて調理します。 焼き肉のタレや醤油等も用意し、幾つかの味を楽しみながら頂きましたよ。 適度にサシの入ったお肉ですが、表面をカリッと焼き一口頂くと.... 旨い!! しかも脂の部分が甘い!! 家にあった焼き肉のたれを少しだけ付けて頂きましたが、これも美味しいです!! 家族と「ウメ~!!」と言いながら頂いておりましたが、ご飯が何杯でもイケちゃいそうだったので、途中でセーブしましたよ。 いや~So-netに感謝ですね。
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 またソーセージ類は全部を頂くのではなく、チーズ入りをチョイスしました。 軽くボイルした後、フライパンで軽く炒めただけですが、噛んだ時の香ばしさと中から溢れるジューシーさが良いですね。 味もとっても美味しく、何本でも食べられそうです。 流石にお酒は飲まなかったのですが、何とも豪勢な朝食となりました。

 朝から栄養補給をした訳ですが、元気も出た事ですので早めに外出です!!
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 まあ、この日もアキバの「セガフェス2019」へ行った訳ですが....
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 この日は前日に観られなかった所を巡っておりましたが、「メガドライブ ミニ」は海外版の展示もされておりました。 海外版は国内版と収録内容が違うとの事ですので、好きな方は海外から取り寄せて買ってねと前日言っておりました。 内容次第では購入もありかも?
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 こちらは巨大セガサターンコントローラーのブース横に展示されていたセガサターンとオプション類です。 ゲーセンと同じ仕様と言われていたアーケードスティックですが、当時は高くて買えなかったんですよね~。 逆に今だと置く場所が無いですが....
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 この日は日曜日でしたので、来場者がどんどん増えている状況。 一階を巡った後は直ぐに二階へ向かい、「サクラ大戦博覧会」と「大アトラス展」の展示を回ります。 懐かしの資料や原画が展示され、「サクラ大戦」のミニゲームを遊ぶ事も出来ました。 久々に「サクラ大戦」をプレイしたいとおもいました。 アトラスも同じ様な感じとなっており、展示物をじっくり鑑賞。 写真が撮れないのが残念でしたが、しっかり目に焼き付けておりました。

 その他にも物販ブースを覗いたり、アキバの提携店に置いてあるチラシを貰い抽せん会へ行ったりしておりました。 毎回の事ながらセガフェスは楽しいですね、最近はスマホで遊ぶ携帯ゲームが流行っておりますが、やっぱり専用のハードで遊ぶのが一番楽しいと私は思います。

 十分に「セガフェス2019」を堪能し、その後は次の目的の為に移動する事にしました。
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 歩行者天国をブラブラと歩きアキバの端まで移動、その後は歩道を歩き上野へ....
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 御徒町を通過し上野へ到着。 多くの人で混んでおりましたが、上野の桜を楽しみます。
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 今年も満開の桜を眺めながら公園内を移動しておりましたが、寒い事もあり人出は若干少ない感じでした。
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 色々な場所の桜を楽しみながら歩き....
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 最後は空を覆う様な桜を楽しみます。 今年の花見もこれにて終了。 上野駅まで移動し、喫煙所で一服。 行きと違うルートを通り、アキバへ戻ります....
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 まずはヨドバシへ寄り、幾つかの買い物。 その後は電気街口へ戻り、リバティーや駿河屋などを巡ります。 ここでも買い物を行っておりましたが、花見の人出も考え遅くなる前に帰宅する事にしました。 幸い混む前でしたので良かったですが、夕方だったら混むだけではなく、お酒臭かったと思います。 早めで良かった....
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 週末の二日間ですが、「セガフェス2019」をメインとしつつも気付けば買い物していたりして.... 宇宙戦艦ヤマトの旧メカコレがあり古代艦を購入したり、伝説巨神イデオンに登場するバッフ・クランの重機動メカを購入しておりました。 しかし、次はガンプラの予定ですので、いつ製作するかは未定だったり....

 帰宅後、今回のイベントを振り返りながら、久々に思い出の品を出しておりました。
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 以前、「思い出話」のタイトルで記事をかきましたが、大感謝際でも話題になった故・飯野賢治氏の写真。 ピンボケの写真ですが、右から二人目が飯野さんである事が判りますね。 このピンボケ写真には理由があるのですが、その理由は写真の裏を見る事でわかります。
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 「エネミーゼロ」の製作時でしたが、間接的に接点があった為、ワープの方と世間話をしながら「いつか飯野さんのサインが貰いたいですね。」とミーハー丸出しで話をしておりました。 しばらくしてからですが、その方から写真の裏に書かれたサインと飯野さんの名刺を頂きました。 驚きながらお礼を伝えつつ、「忙しい時なのに、わざわざ伝えて下さったのですか!?」と聞いた訳ですが、会社の方が飯野さんに伝えた所、「じゃあ、色紙やカードじゃ面白くないから、ピンボケの写真の裏にサインを書くね。」と言いながら用意して下さったとの事でした。 「失敗した写真の裏なんて普通は考えられないと思うし、だからこそ面白いでしょ!!」との話をされていたらしいです。 凄い人だと改めて感じた訳ですが、飯野さんの考えている事はスケールが大きく、その大きさに会社の方々も驚いていたそうですね。

 残念ながら2013年に43歳の若さで亡くなられてしまいましたが、今でも健在であったならば、一体どんな作品を世に出していたのだろうか....と今でも考えてしまいます。

 一方方向な思い出に浸りつつ、気付けばセガサターンを引っ張り出しておりました。 メインのサターンは行方知れずとなっておりますので、とりあえず予備機の動作確認。 一応、動作が確認する事が出来た事もあり、10連休は久々にサターン三昧で行こうかな....
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