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今回の広島旅行、2日目の最後は入船山記念館の見学でした.... [日記]

 前回の続きとなりますが、先月訪問した広島では2日目が自由行動の日となっておりました。

 朝一から呉の「海上自衛隊 呉地方隊」の見学を行い、午後は江田島の「海上自衛隊 第1術科学校」へ向かった訳ですが、見学後は広島港へ移動する予定をしておりました。 そう思っておりましたが、家族から「入船山記念館も良いらしいよ」との話を聞き、呉に戻る予定に変更となりました。

 時計と睨めっこしながら予定を組み直しておりましたが、入館時間にも間に合いそうだと分かりました。 来た時と同じ船に乗り、呉へ.... 約20分の船旅ですが、無事に呉に到着!!
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 次の場所へ向かう為、呉中央桟橋ターミナル内を移動していると.... アニメ作品である「この世界の片隅に」の顔だし看板がありました。 江田島だけではなく、呉にもあったのですね~。 
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 今回は時間的に寄る事が出来ませんでしたが、「大和ミュージアム」では企画展として「海底に眠る軍艦 - 大和 と 武蔵 -」が開催中でした。 今回は入船山へ行く事に決めた為、ミュージアム前を通過しようと思っていると....
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 ここにも漫画「ジパング」の顔だし看板が設置。 何やら顔だし看板を使用して企画物を行っているみたいですね。 そんな事を考えつつ、足早に移動です....
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 目印にしていた「自衛隊広島地方協力本部呉地域事務所」ですが、現在では使用されていないらしく、目張りされた窓部分には近場の施設を紹介する看板がはめ込まれておりました。 ここから入船山記念館へは緩やかな坂道を登り続ける事になるのですが、歩道を眺めながら歩いていると....
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 「昭和16年宿毛沖標柱管で全力公試中」と説明分が書かれた「戦艦大和」のマンホールがありました。 「凝ったマンホールだな~」と思いつつ、そのまま歩いていると....
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 お次は「昭和17年連合艦隊旗艦」と書かれた「戦艦大和」のマンホールとなり....
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 その次は「昭和18年」と書かれ「戦艦大和・武蔵」のマンホールに続きました。 「本当に凄いな~、大和と武蔵になったよ」と思いつつ、次は何かと進んで行くと....
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 「竣工時 昭和16(1941)年12月」と書かれた上方から見た平面図のマンホールとなり....
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 お次は「捷一号作戦 昭和19(1944年)10月」の上方から見た平面図のマンホールとなりました。 両舷副砲を撤去し、新たに高角砲6基と機銃を増設した状態になっております。 そして....
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 最後のマンホールは「菊水一号作戦 昭和20(1945)年4月」の仕様になっております。 捷一号作戦時に比べ、機銃の数が更に増えました。 こうして、大和や武蔵のマンホールを眺めつつ歩いていると....
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 「入船山記念館」に到着しました。 ここは旧呉鎮守府司令長官官舎があり、この日は長官の官舎を見る為に訪問した次第です。
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 何と、この入船山記念館にも顔だしの看板が.... 何処にでも顔だし看板がありますね~。
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 色々と思う事もありますが、まずは入館すべく券売所へ向かいます。 最終が16時30分までとなっており、時計を確認すると.... おっと、急がないと!! ちなみに、この時計台は「旧海軍工廠塔時計」であり、国産初の電動親子式衝動時計と言われているそうです。
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 無事に発券所にてチケットを購入し、国の重要文化財に指定された官舎へ向かいます。
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 発券所から少し歩き、目の前に官舎が現れますが、こちらが建物の正面となります。 官舎は木造平屋建で造られており、手前側は洋館となっております。
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 建築の事は良く分かりませんが、ギリス風半木骨造の建てられているとの事です。 そして、そのまま奥に進むと....
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 長官の住居部としての和館となります。 この和館に入口があり、建物内の見学を行えます。
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 順路に従い、まずは洋館側へ移動となりますが、クラシックホテルの様な内装ですね。 
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 部屋としては執務室や応接室、そして大きな食堂がありました。 ピンボケ写真になってしまい、載せられないのが残念でなりません。 そして和館部分へ移動すると....
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 シンプルな造りなのですが、とても広くホッと出来る感じです。 
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 夏休みの行く田舎の家の様な部屋、これがが良いですよね。 朝から色々と移動してばかりでしたので、こんなに広い畳の部屋を見ると大の字になって寝たくなります....
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 一通り内部の見学も終わり外へでましたが、これだけ大きい家だと家周りの掃除も大変だった事と思います。 官舎の見学も終わり、次に向かったのは....
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 すぐ横にある「歴史民俗資料館」に寄りました。 ここでも色々な企画展が開催されており....
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 「軍服展 入船山記念館所蔵資料からみる海軍の軍服」と「鎮守府司令長官の住まい ~横須賀・呉・佐世保・舞鶴~」の展示が行われておりました。 閉館時間ギリギリだったこともありますが、見学者は私一人でしたので、じっくり見学させて頂きました。(時間に追われておりましたけどね....)

※軍服展の写真を入れ忘れておりましたので、追記します。
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 明治3年に「海軍服制」が制定され、当時の軍服についての説明から始まり....
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 その後、軍服についての改定を繰り返す説明となり....
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 明治16年の「着軍服制」の改正後に「海軍服装規定」が制定されました。
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 明治から昭和まで、どのようにして海軍の服装が変わって行ったのかが良く分かりました。
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 その後、郷土館の見学もサラッと終え、入口へ戻りつつ「一号館」名づけられた建物を見学です。
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 この一号館ですが、元は呉要塞の一つであった「高烏砲台」の火薬庫として造られた建物を移築したとの事です。 総石造りであり、円アーチで仕上げられた出入口は珍しいとの事です。
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 最後ですが、入船山記念館で最初に目に入る建物.... こちらの建物は何かと言いますと....
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 移築された「旧東郷家離れ」となります。 連合艦隊司令長官であった東郷平八郎が呉に住んでいた住居の離れとなりますが、母屋は明治の火事で焼失しているとの事で、この離れのみ現存しているとの事でした。
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 「旧東郷家離れ」の側には「呉市立美術館」がありますが、時間的に寄る事は出来ませんでした。 喫煙所が設置されておりましたので、休憩しつつ一服し2日目の見学は全て終了となりました。
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 入船山記念館から駅へ向かいながら、この日の事を思い出しておりましたが.... 結構、濃い内だったと後から実感。 もう少し余裕を持って動ければ良かったのですが、次に来るのがいつになるか分からないですので、朝からドタバタと動き回っておりました。

 しかし.... ホテルで朝食を食べた後は水分を数回補給したのみでしたので、気が抜けた瞬間にお腹が鳴って鳴ってしょうがなかったですね。
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