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先週の土曜日は午後から青山へ.... ホンダPUのチャンピオン獲得を願う!! [レース関係]

 先週末の話ですが、火曜日から開催されている「Honda F1 2021 2nd Stage ~夢は挑戦の先にしかない~」を見学する為、午後から青山に向け外出しておりました。

 イベントのHP → https://www.honda.co.jp/welcome-plaza/contents/event/2021/20210921/

 2015年にF1にマクラーレンとタッグを組んで復帰したホンダ、ブランクが響き辛い3年を過ごしマクラーレンと決別。 その後、トロ・ロッソと提携し輝きを取り戻し始めました。 そしてトロ・ロッソで輝きを取り戻したホンダはレッドブルへPUを供給する事となり、久しぶりに勝利を収める事が出来ました。

 いよいよワールドチャンピオンに向けて飛躍と思っていた訳ですが、ライバルメーカも性能を向上させた為、達成する事が出来ず.... そして、2021年シーズン一杯でF1からの撤退が発表されております。

 泣いても笑っても今シーズンしかない訳ですが、イタリアGP終了時点でドライバーズ&コンストラクターズ共に首位!! この状況の中、チャンピオン獲得を祈願しホンダが歴代のチャンピオン獲得マシンを展示すイベントを開催する事となり、足を運んだ次第です。
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 3月にもF1の展示イベントがありましたが、青山に足を運んだのはその時以来だったり.... 
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 銀座線の出口を出るとホンダのウエルカムプラザ青山がある訳ですが、何と今回は入場制限があるとの事.... 事前に整理券が配られ、記載された時間に入場との事でした。
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 とりあえず玄関前に展示されているアルファタウリ仕様の旧トロ・ロッソのマシン(だったと思う)を眺めつつ、係りの人から入場整理券を受け取りました。
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 「うむ、入場は16時からか.... とりあえず一旦離脱しよう」となり、ブラブラと時間潰しをしておりましたよ。 そして時間となり、いよいよ入場です!! 会場内ですが、本当に少数だけ入場させる様にしておりますので、非常にリラックスしてF1マシンを見学する事が出来ました。
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 FW11は1986年に登場したウィリアムズ製のマシンですが、ドライバーのネルソン・ピケとナイジェル・マンセルで16戦中9勝を挙げコンストラクタータイトル獲得に貢献。 ウィリアムズ初のフルカーボンモノコックのマシンでしたが、ホンダのRA166Eの強さもあり圧倒的な速さをみせつけました。
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 前年方のFW11の問題点を改良すべく、全てを見直し発展させて1987年に登場したのがFW11Bとなります。 ドライバーは前年と同じく、ピケとマンセルのコンビでシーズンを戦いました。 この年も16戦中9勝を挙げ、コンストラクターズとドライバーズのダブルタイトルを獲得しました。
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 次のコーナーはマクラーレン時代のマシンが並びます。 日本でF1人気が沸騰した時代のマシンたちですね。
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 1997年のシーズン後、ホンダはウィリアムズと提携を解消、1988年は新たにマクラーレンとタッグを組む事になりました。 ドライバーはアラン・プロストとロータスから移籍したアイルトン・セナを起用。 そしてチームはシーズン16戦15勝を挙げたマクラーレンMP4/4を投入します。 ホンダエンジンの強さもあり、圧倒的な速さでタイトル獲得となりました。 
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 1989年シーズンはエンジン規定が変更され、このシーズンからは3.5リッターのNAエンジンで戦うことになった訳ですが、マクラーレンは前年MP4/4を発展させてMP4/5を投入。 テストから速さをみせていたMP4/5ですが、前年程の強さは無くライバルチームとの差も縮まったシーズンとなりました。 年間10勝を挙げタイトルを獲得したマシンですが、鈴鹿で起こったセナとプロストの接触事故が表している通りでチーム内がギクシャクしていた時期となります。
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 1990年はプロストがフェラーリに移籍し、新たにゲルハルト・ベルガーを起用。 マシンは前年のMP4/5を熟成させた、MP4/5Bを投入しシーズンを戦います。 ホンダの開発したエンジンは更に強力となり、マクラーレンはかなりの部分でエンジンの性能に頼る形になっていきます。 その他にもプロストが移籍した影響も大きく、マシンの開発力が落ちた原因の一つと言われておりますね。
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 1991年、ホンダはV12エンジンを開発し投入し、開幕から4連勝を達成。 このまま圧倒的な強さでシーズンを支配すると思われておりましたが、ライバルチームも強さを発揮し始め中盤は逆転されてしまう状態。 厳しい状況に追い込まれるかと思っておりましたが、ウィリアムズにも幾つかのトラブルやミスが発生し終盤にマクラーレンが再逆転する事になります。 そして、このシーズンもチャンピオンを獲得となりましたが、現時点では最後のタイトル獲得となっております。 
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 日本でのF1人気と言えば、マルボロカラーのマクラーレン・ホンダとアイルトン・セナが圧倒的ですね。 セナも凄いドライバーだと思いますが、やはりマクラーレンが強さを発揮したのはニキ・ラウダとプロストの開発力があったからだと私は思います。
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 最後にフロアの真ん中に展示されているマシンですが、2021年仕様のカラーリングを施したレッドブルの展示用マシンです。 30年の時を経て、1991年以来のタイトルを獲得すべく戦っている訳ですが、ホンダの最終年ですので何とかタイトルを獲ってもらいたいですね。
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 今回の展示はマシンだけではなく、一昨年の物ですがPUの展示をもされておりました。 2019年と言えば、レッドブルに供給が開始されオーストリアGPで久々の優勝し、2015年からの苦労が報われた瞬間でした。
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 16時から50分間だけでしたが、入場者数も制限され....
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 展示されていたF1マシン達をじっくり見る事が出来ました!!
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 屋外に展示されたアルファタウリ仕様のマシン、この時は小雨が降り始めた時でしたので係りの方に「雨の日はどうするんですか?」と聞いたところ、「その時は屋外展示を中止します」との事でした。 屋内に移動させるとは思えないので、多分カバーをするんだなーと思いました。

 イベントは今月の18日までですので、お時間があるようでしたら完全防備の上、是非ともF1マシン達を観に行ってもらいたいですね。


 こうして先週の土曜日はタイトルを獲得した歴代のホンダエンジン搭載のマシン達を見てきた訳ですが、先週末はロシアGPが開催。 前線イタリアGPでペナルティを受けたレッドブルのフェルスタッペンですが、残りのレースを考え戦略的PU交換を選び最後尾からのスタートとなりました。

 予選もQ1で最低限の走行を行い決勝レースを迎える訳ですが.... ポイント県内まで入れば良いかなと思っていた私の予想を上回る2位でフィニッシュ!! 優勝は予選4位からスタートしたメルセデスのハミルトンでしたが、最後尾からのスタートを考えるとフェルスタッペンの2位は優勝に値するくらいに凄い事だと思いましたよ。 残念ながらランキング首位からは落ちてしまいましたが、それでも2ポイント差の2位ですので、残りのレース数を考えれば再逆転も夢ではありません。

 次戦のトルコGPを楽しみにしたいと思っておりますが、今回のロシアGPでは終盤までトップを走っていたマクラーレンのランド・ノリスが突然の雨で戦略ミスを犯してしまった事が残念でなりませんでした。 チームからの出された無線の内容も曖昧でしたが、かたくなに拒否してしまったノリスにも非はあるよな....

 今週末はDQWのイベントをこなす為、近場をグルグルと回っている訳ですが、少しはハーピィも進めないと....
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