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デアゴスティーニ ラリーカーコレクション購入【三菱・ランサーエボリューションⅢ(1996)】 [デアゴスティーニ]

 前回のスズキ・SX4 WRC以降、購入していなかったラリーカーコレクション。

 気が付けば号数が進みましたが、ヨドバシ近くにある書泉ブックタワーには在庫が無かった為、神保町にある書泉グランデへ行きました。

 第26号である今回の付属モデル(IXO製)は「三菱・ランサーエボリューションⅢ(1996)」です。
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 元々はギャランでWRCに参戦していた三菱ですが、WRCに勝つべくして小柄であるランサーのボディにギャランで鍛えられた4G63型エンジンを載せ、四輪駆動にしたものが「ランサーエボリューション」であります。 

 三菱はこの通称「ランエボ」を使用しグループA規定のマシンを製作。 1993年に登場の「エボⅠ」からWRCに参戦し当初は苦戦を強いられましたが、時間を掛け着実に熟成を重ねた結果、1995年の「エボⅡ」ではWRCの総合優勝をスウェーデンで決めました。 同1995年、「エボⅢ」をシーズン途中から投入。 そして翌1996年、三菱が独自に開発し投入している電子制御式のアクティブセンターデフは熟成され、フィンランド人ドライバーであるトミ・マキネンのドライブにより、ついにドライバーズタイトルを獲得。 

 この年、5勝を挙げドライバーズ・チャンピオンとなったトミ・マキネン。 1996年の初タイトルから4年連続でタイトルに輝き、三菱の黄金時代を築きました。 1990年代後半、三菱のWRCでの成功は「ランサーエボリューション」と「トミ・マキネン」によって成し遂げられました。

 ラリーカーコレクションの第4号、【三菱・ランサーエボリューションⅥ(1999)】の時も書きましたが、グループAにこだわり続けた三菱は他メーカーが1997年に投入する事になるWRカーにより苦しめられる事になります。 そんな中でも1999年までタイトルを獲り続けたのは、三菱の情熱とマキネンの走りによるものだったと思います。

 今回のモデルは1996年の「三菱・ランサーエボリューションⅢ」1000湖ラリー(現ラリーフィンランド)を再現しております。 箱から出してみましたが、今回も私的にはなかなかのプロポーションだと思っております。

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 「エボⅡ」を1つの完成形として、更に進化させた「エボⅢ」.... コンパクトにまとまっており大人しい印象。

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 フロント側から見ると、冷却性能向上のため、開口部の大きなフロントバンパーを採用。 大きく口を開けた感じで、とても印象的です。

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 リアスポイラーも大型化され、こちらもインパクトが大きいです。 WRCで勝つ為、市販車からこの形状で出すあたりが三菱の凄さなのか.... 「エボⅢ」はとても人気がありました。

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 上からの写真を見ても、とてもコンパクトにまとまっています。 

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 やはりフロントの開口部を見ると「ゴツイ」の一言。 2次エア供給システムを搭載しており大型タービンを使用する「エボⅢ」には絶大なる効果を発揮しました。

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 空力の向上を狙い大型化されたリアスポイラー、実際にはバランス面で問題もありましたが....

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 今回のモデル、私的にはこの角度が一番好きです。 このままシリーズが進めば、全てのランサーが揃うのだろうか.... 期待はしていますけど。
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