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いよいよ今日はmotoGP最終戦の決勝、チャンピオンの行く手は誰に..... [レース関係]

 この週末、相変わらずの速さを見せた、ホンダのマルケスがポールを獲得。

 フリー4こそロレンソが一番時計になりましたが、その他はマルケスが一番時計を出し続けております。
予選では、レコードタイムを出してポールを決めました。 このまま勢いに乗り、優勝とチャンピオンを決めそうな感じなのですが、予選2位に入ったロレンソの走りが気になります。 

 一番時計を出したフリー4では本番さながらの連続20周を走行し、うち19周が1分31秒台に突入。 予選よりも決勝を見据えたマシンに仕上げ、一発の速さより安定したペースで走れるライディングに徹した走りでした。 条件付ながら、タイトルを狙いる位置につけているロレンソ。 レースの流れ次第では、若きマルケスがミスを犯すこともありますので、逆転を狙い緻密な戦略を立てている感じです。

 3位にはペドロサが入りましたが、上位3人が年間王者争いに絡んでいます。 しかも3人共にスペイン人で最終戦はバレンシア...会場は盛り上がる事間違いなしです。 CSを観ていても、熱気が伝わって来るような気がしました。

 4位にはロッシが入りましたが、この週末で流れたニュースとして、長年ロッシのチーフ・メカニックとして共に働いた、ジェリミー・バージェスと2014年は別れる事が発表がされました。 これには大変驚きましたが、ロッシが500ccクラスにステップアップする際、メカニックにバージェスを指名した事は有名な話です。 その後共に戦ってきましたが、今回のヤマハに復帰後、トップにあと一歩及ばないロッシが新たなモチベーションとして、今回の決断をしたらしいです。

 GP界では古参となるバージェス、私の記憶は1980年代に戻ってしまいますが、有名なジョージ・ブクマノビッチがスズキ時代にメカニックとして入りキャリアをスタートさせ、83年にスズキからホンダへ移籍しました。 このブクマノビッチ氏は優秀なメカニックで、彼の組んだエンジンには命が宿っているとまで言われていおり、フレディが1983年にチャンピオンになった陰の功労者です。 バージェスはこの年、「ロケット・ロン」ことロン・ハスラムのチーフ・メカニックとなりました。 その後の1985年にはフレディの500ccの担当となりチャンピオンに貢献。 翌年からガードナー、89年からドゥーハンのチーフ・メカニックとして、勝利に貢献し確実に実績を上げてきました。 ドゥーハンが引退を決めた際に自身も引退を考えましたが、前出の通りロッシに指名され引退を取り消しチーフ・メカニックとして共に働いてきました。 今回の発表も急遽決まったものらしく、バージェス氏の来年の予定は全く決まっていないとの事。 それだけにチョット残念ですが、引退しゆっくりして頂きたいとも思いますが、別のチームに移籍しまだまだGP界に貢献してもらいたいと思います。

 数多くの優勝回数を数え、多くのタイトルを獲得してきたロッシですが、まだまだ挑戦を続ける所は凄いと思いますし、もちろんロッシにもまだまだ活躍してもらいたいと思っております。

 今回の最終戦、私の個人的な意見となりますが、マルケスには勝ってチャンピオンを決めて欲しい所です。 昨日のフリー4と予選をCSで観戦しておりましたが、一瞬コーナーへの早いアプローチとマシンを倒しこむ姿にフレディが重なりました。 実際にフルバンク中はぶら下がる感じになるので全く違う姿勢になるのですが、あの倒しこみの速さとマシンの動きをみて「あれっ」と錯覚した次第です。

 あと数時間で最終戦が始まります、GPの新たなチャンピオン誕生の場面を観ることが出来るのは、いつの時代も興奮と感動をもたらしてくれます。 早く決勝が観たいですが、その前にアキバですれ違いを行う予定。
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