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今夜もCSで2015年ツール・ド・フランスを生観戦中!! [自転車]

 今週も日が過ぎるのが早く、明日はもう金曜日なんですね~....
 
 2015年のツール・ド・フランスも第6ステージになりました。 アブヴィル~ル・アーブルまでの191.5kmのステージ。 4級山岳が3つありますが、さほど難しいコースではなさそうです。 しかし、コースの後半には海側の道を走行する子になっており、風が選手達に襲いかかります。 集団も分断され事が予想され、今日も何かがありそうな予感です。

 Jスポの放送も始まり、いつもの事ながら昨日のダイジェストと今日の見所を紹介。 やはり後半に入ってからの話になっておりますが、カギになりそうなのがゴール前1.5kmから始まるアングヴィル坂との事。 距離850m、勾配7%との事ですので、ゴール前スプリントに向かう前の試練として動きがあるのではないかとの話です。 う~ん、確かしかに....

 今日のプレゼントクイズ、今日のステージ、ペーター・サガンの順位は何位かとの事でした。 「これ!!」と思えたプレゼントは、B賞のヘルメットくらかな~....

 そして、今日の現地映像に切り替わりました。 逃げは3名との事で、残り140kmの所まで来ており、集団との差が9分11秒となっています。 実況・解説陣の話でも、ツールらしい展開になりつつあるとの事。 集団の映像を観ると、補給食を摂っている選手がそこそこ.... 天気も良い状態ですので、昨日までのピリピリ感は今の所ありません。

 毎年、Jスポの主体にツール観戦しておりますが、実況・解説陣のメンバーって大きいですね。 的確に伝えられる陣営で形成されていればいいのですが、あまり喋らない人ばかりだと映像を良く観なければならず、非常に疲れます.... 今日は良い感じですので、ノンビリと観戦中!! 終盤に入るまで、差の縮まり具合がどうなのかが気になる程度です。 マイヨ・ジョーヌのトニー・マルティンも笑顔で走行中。

 解説陣は現在のツールと昔のツールの違いを説明しておりましたが、1989年のレモンとフィニョンの話が出てきました。 記録はもちろんの事、記憶に残る大会ですよね。 グレッグ・レモン、私の一番好きな選手です。

 またツールの放送、最初から最後まで選手を映し続けている訳ではなく、通過する町や村の見所などを空撮で紹介するのです。 城や教会、古い町並みや田園風景などを織り込みながらの放送ですので、毎日レースを観ているだけで、フランス中を巡っている気分になります。 日本とは全く違う風景、イタリアを回るジロ・デ・イタリアでもそうなのですが、行った事のある場所などが映し出されると、思い出話となり(私ではありませんが)家族の会話も弾みます。

 ステージのルートに入るのをフランス中の自治体が望んでおり、ルートに入った場合には、通過するだけの町であっても町ぐるみで大会を盛り上げます。 昨年のツールで通過することになった町の話をNHKで放送しておりました。 この大会がフランスの国内でどれほど凄いものなのか、またコースに入った町がいかに嬉しい事なのかが、本当に良く分かりました。 そんな事を思い出しておりましたが、現在レースは残り125kmとなり、差は6分となっております。 山岳が入る事もあり、差が変動が大きいですね。

 昨日ステージ優勝をした、スプリント賞トップのグライペル、補給食を食べながら、チームメイトと談笑しております。 今日は本当に良い雰囲気で進んでいますね。 現在、1つ目の山岳を逃げの集団が通過!! 集団も英仏海峡沿岸へたどり着き、海辺の道へ入りました。 トップは2つ目の山岳を通過しました。

 おっと、ここでマルティンがパンク!! チームカーが直ぐに駆け寄り、ホイールごと交換し再スタート。 まだまだ先は長いので、特に問題ないと思います。

 その後、レースは進み、残り100kmとなりました。 逃げと集団との差は、4分30秒となっております。 まだまだノンビリとしておりますね、補給食は要所要所で、摂らなければなりません。 今年はアシストのボトル運びを余り観ていない。 残り90kmとなるので、トップはそろそろ補給ポイントにたどり着く事でしょう。 集団が補給ポイントへたどり着く頃には、トップは大きな風力発電の風車の側を走っております。 風車の回り方が緩やかなので、風は弱いみたいです。

 ここで、放送では「ファミリー・アタック」の話が出ました。 言い方は色々とあると思いますが、ツール・ド・フランスですので、フランス人選手やフランスに拠点をチームは当然の事ながら多いです。 自分の地元がコース上にあった場合になどは、凱旋の意味もありアタックして家族や友人達に「勇姿」を魅せます。 参加する選手達は大きな意味で「仲間」ですので、アタックを容認(と言うよりは家族の為、晴れ姿を見せろと急かす位です)しておりました。 今のツールでは、チームからのオーダーもあって、そんな事も無くなってしまったと話題になっておりました。

 大きな動きも起きず、残りは65kmとなりました。 差は2分40秒前後.... 毎日の事ながら、放送中には懐かしい映像を流したり、裏方さんのインタビューなどを放送しております。 レジェンドとして、1991年のツール、単独で234kmを逃げて優勝したティエリー・マリーの映像がながれました。 地元ノルマンディーとの事で、物凄い逃げを打ったステージ、今見ても凄い!!

 残り50kmを切りました、差は1分20秒前後となっております。 後方集団もスピードが上がりつつあります。 BMCやアスタナ、スカイやサクソが先頭を引きます。 スプリント・ポイントが近づきました、ここでスプリンター達が4位争いの為にアタック!! そして、このアタックに紛れてユーロップカーのヴォクレールが逃げのアタックを行いました!! このまま逃げの3人に追いつこうとしている模様.... それか集団をかき回す為の動きなのかは分かりません。

 残り40kmを切った所、集団で落車発生!! コーナーの真ん中にある分離帯での落車でしたので、大きな混乱はありません。 そして、逃げを打ったヴォクレール.... 数キロ逃げて集団に戻りました。 何だったのか、ヴォクレール....

 先頭の3人、最後の山岳を抜けました。 後はゴールを目指すのみです。 後方集団もスピードを上げつつ先頭を追います。 残り25kmの地点で、差は1分となっています。 そして20kmを切り、そろそろ集団も動きそうな感じですが、いまだ動かず.... ゴール前の激坂に対してなのだろうか、逃げの3人は上手く回っていますね。

 残り15km、集団のペースが徐々に上がって来ました。 先頭は6チームが並び引き合っています。

 いよいよ10kmを切りました。 差は30秒となりましたが、ここで集団内で大きな動きがありロットが下がります。  先頭から2人が落ち、集団に飲み込まれる前にお互いの健闘を称え握手します。 残った1人は最後まで逃げています。 集団から遅れたロット.... グライペルも集団に居ない為、何かあったか。

 集団はスピードが上がり、縦長になってきております。 BMCが先頭を引き、スピードを上げます。 残り5kmで14秒.... 集団のスピードが更に上がります。 残り4kmで差は10秒.... 集団の先頭取りも激しくなりつつあります。

 残り3km、ここで集団が逃げの1人を飲み込みます。 ここからが最後のスプリントの準備です。 ジャイアントが先頭を引きます。 残り2km、マルティンが2番手を走ります。 ここで上りに入りました!! かなりの勾配です。

 残り1km、ここで集団の半ばで落車が発生!! マルティンが巻き込まれました。 ゴール前スプリントはクイックステップのゼネック・スティバールが抜け出します。 後方の集団はけん制し合ってしまい、差が付きます。 いよいよ行こうかとスピードを上げますが、とき既に遅し.... ゴール前、両手を挙げて走るスティバールが見事優勝となりました。 しかし、先ほどの落車でマイヨ・ジョーヌのトニー・マルティンが転倒したまま立ち上がれません。 左肩を押さえたまま、動けない様子.... クイックステップのアシストはマルティンを待ちます。 ゴール前1kmでの落車でしたので、救済処置があります。 しかし動かないマルティン。

 やっとの事で起き上がりバイクに乗るマルティン.... チームメイトが両側からバイクを押し、マルティンをゴールへ導きます。 しかしかなり辛そうな表情のマルティン、レース後の検査でどのような結果になるか気になります.... 第6ステージはアクシデントもあり、スティバールが勝利しましたが、ゴール後にカヴェンディッシュが自分の事のように喜び、スティバールと抱き合います。

 今日はとても落ち着いたレース展開でしたが、最後の最後にとんでもない事が起きました。 先日はマイヨ・ジョーヌのカンチェラーラが落車の影響によりリタイヤ.... 今日のマルティンも映像を観る限りでは、鎖骨の骨折か脱臼の可能性が高い感じです。 希望でしかありませんが、何とか治療を行い明日のスタートに並んでもらえればと思います。
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コメント 9

raomelon

もう金曜日早いですね
連日の生観戦でお疲れじゃないですか?
土日でしっかり休憩してくださいね^^
by raomelon (2015-07-10 04:50) 

ojioji

レポートお疲れさま、ありがとうございます。
えっ、マルティン、そんな・・・。
「まいにちツール」で、マイヨ・ジョーヌを着た彼の気持ち良い姿とインタビューを見て、ファンになったところなのに。自転車乗りらしいシャイで優しい笑顔。何事も無いことを祈ります。
昔から落車ってこんなにありましたっけ。
by ojioji (2015-07-10 06:36) 

MINERVA

raomelon さん
早いもので、あっという間に金曜日ですね。
毎日のレース観戦も一週間、土日は日中外出しリフレッシュです。
しかし、今年は波乱が多く、気が抜けない状況なので、休息はしっかり取るようにしております。
by MINERVA (2015-07-10 08:47) 

MINERVA

ojioji さん
昨日は穏やかなレースだっただけに、残り1kmの落車は驚きでした。
周りに支えられてのゴールでしたので、非常に心配しておりますが、就寝まで詳しい内容は入りませんせんでした。
但し、優勝したチームメイトのインタビュー時、祝福をする為にマルティンが現れましたので、少しは安心しております。
昔と違い、今では落車は当たり前の事になってしまいました。 現在のロードレースでは無線を使用してコントロールしておりますので、どのステージも緊張感が高いままレース進行しております。
レース自体がスプリント化している事も原因の一つかも知れません。
現在、全てのステージでヘルメットの着用が義務付けられておりますが、1995年にカサルテッリの死亡事後がキッカケになっております。
落車は無いに越した事はないですよね。
by MINERVA (2015-07-10 10:02) 

ojioji

詳しくお教えいただきありがとうございます。
無線装着の影響、なるほどです。昔は、勝負どころ以外では暗黙の了解で流していたり、和気藹々と走っている場面が多かったような。確かに、今回、気が抜けない場面ばかりです。
トニー・マルティン、やはり左鎖骨骨折で次のステージは不出場みたいですね。本当に残念で気の毒です。カンチェラーラに続いて、トニー・マルティンさん、マイヨ・ジョーヌを守ったままツールを去るとは、あなたは本当に格好良すぎます。
ところで、ヨーロッパの景色、緑豊かで綺麗ですね。第一次大戦や第二次大戦の記念施設を大切にし、きちんとツールの番組で映す。石畳の道なんて、思っていた以上に田舎道で、それを大切に残している。素晴らしい。
日本はバブルやふるさと創生事業(ふるさと破壊!)などで地方の郊外の景色はズタボロです。道路も意味も無く!舗装、山奥の林道まで舗装。イノシシや熊が泣いています。とどめが新国立競技場。フランスやオーストリアやベルギーや、田園風景が自然に溶け込んでいて、日本の重機が削りまくった地元の山肌が恥ずかしいです。日本が再び農業立国する日が来るのが夢です。フランスを見よ!です。などと関係無いことを書いてしまいましたm(_ _)m ツールを視聴して良かったです。勧めていただきありがとうございます。
by ojioji (2015-07-10 12:52) 

desidesi

マルティンは鎖骨骨折だそうですが、
「鎖骨はいくつも折れ、ひとつは皮膚を突き破っていた」
というチームドクターの話しが恐かったです。
それでもマイヨ・ジョーヌを着たい人はたくさんいるんでしょうね。
私が着たら “ふなっしー” みたいになっちゃうかな(笑)
by desidesi (2015-07-10 13:23) 

MINERVA

ojioji さん
今年のツール、昨年よりも波乱に満ち溢れております。
このままアクシデントが続きますと、呪われた2015年と言われそうです。
マルティン、左鎖骨の開放骨折との診断でしたので、リタイヤするしかなかったみたいです。 単純な骨折(ズレもなく綺麗な骨折)であれば、おそらく今日のスタートは切っていたかもしれません。
昨日の記事にも書きましたが、昔は「俺の地元だ!! アタックさせてくれ!!」が良くありました。 今中大介さんの著書の中では、ツール以外のレースを含め、他の選手達との和気藹々な様子が書かれています。
ヨーロッパの映像は本当に綺麗ですね、もちろん良い所だけを移している可能性もありますが、少なくとも欧州では町の景観を損ねる様な建築等を厳しく規制しておりますので、それが活きていると思います。
ツールも今日で一週間、休息日までは今日も含めて3ステージですので、選手達の疲労と気の緩みを心配しております。
by MINERVA (2015-07-10 17:43) 

MINERVA

desidesi さん
私も時間が経ってから詳しい内容を知りました。
鎖骨の開放骨折との事で横に横に折れていた為、一部が突き出たみたいです。 (想像するだけで、気が遠くなりそうですが....)
たとえ1ステージであっても、マイヨ・ジョーヌに袖を通すことは、簡単に出来ない事ですし、またマイヨ・ジョーヌを着る者は、集団の上に立つ立場ですので、重圧も凄いと聞いた事があります。
マイヨ・ジョーヌの持つ威厳を損なわない為にも、プライドが走らせようとするのだと思います。
あぁ、「ふなっしー」と言いたかった!! 残念、取られた!!
by MINERVA (2015-07-11 18:06) 

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