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2017年1回目のF1バルセロナテストが始まっておりますが.... [レース関係]

 月末の忙しさも無事に乗り切り、何とか3月を楽に迎えることが出来ました。

 とは言え、今月は年度末になりますので、後半から忙しいだろうな....

 話は本題に入りますが、今週月曜日よりF1のバルセロナテストが始まっております。

 今年の話題としては、タイヤのワイド化やフロントウイングの規制変更などです。 また、エンジン開発のトークン制が廃止されましたので、チョット前のF1に戻るのではないかと期待されております。

 そこで気になるのがマクラーレン・ホンダ!! 2015年に復帰となりましたが、まあ壊れるのなんのって.... 2016年は信頼性も上がり、ポイント獲得も普通となってきました。 2017年はエンジン開発の規制が撤廃される為、1980年代のホンダエンジンの活躍を知っているファンとしては、「こりゃあ、期待できるんじゃないか!!」とワクワクしておりました。 第二期のホンダ、参戦当初は今回と同じく散々な結果ばかりでしたが、その後は最強エンジンと言われるまでなりました。 そんなこともあり、ここ2年の成績は開発期間と考えております。 新しいレイアウトのエンジンを製作したホンダ、開発を続け三度目の正直ならぬ三年目の飛躍と思っておりましたが.... テストが始まるとトラブル続きでビックリです。

 テスト前日のフィルミング・デイを無難に走りきった為、「今年は良いかも!!」と期待が最大まで高まっていたのも事実ですが、初日のトラブルには落胆してしまいました....

 テスト初日はエースのフェルナンド・アロンソが担当となりましたが、テストが始まりコースインとなりトラブル発生.... PU交換となってしまい、本格走行が出来たのでは夕方になってからとなりました。 どうもPUのオイルタンク形状に問題があるらしいとの話が出ておりますが、真相は分からずじまいです。 この日の走行は29周までとなり、トップのメルセデスが152周だった事を考えると5分の1しか走行出来ておりませんでした。 

 続く二日目、昨年で引退したジェンソン・バトンと入れ替わったストフェル・バンドーンが担当となりましたが、こちらもテスト開始からPUに問題を抱え、ガレージで過ごす時間が多くなりました。 最終的に40周を走行し、タイムは1分25秒600となりました。  二日目のトップはフェラーリのキミ・ライコネンでしたが、タイムは1分20秒960となっており、タイム差は約5秒.... しかも、二日目のPUトラブルについては。原因がはっきりしないとの話がネットのニュースで書かれておりましたが、シリンダーの破損などの噂も出ておりました。 大丈夫だろうか、マクラーレン・ホンダ。 テスト前までは自信に満ち溢れていただけに、心配です。

 最初の二日のテストは仕事の忙しさもあり、後追いで情報を調べておりました。 月初で比較的余裕があるので、三日目からはネットでテストの状況をリアルタイムで見守る予定です。 最近は、現地からライブ映像を配信される方もおり、なかなか面白いです。 Youtube等で「 F1 2017 TEST LIVE 」と検索すると、現地からのライブ配信を見つける事が出来ます。 

 期待と不安が入り混じったバルセロナテストですが、今年も下記のサイトを中心にテストの状況を入手しております。
 ライブ情報の配信① → http://www.autosport.com/live
 ※ここのサイトは、Formula 1 Testing 2017で当日の日付をクリックするとライブデータのページに入ります。
 ライブ情報の配信② → http://www.f1today.net/en/season/calendar/f1/tests
 ※ここのサイトは、TESTSESSIONS内の日付をクリックすると現地のライブデータのページに入ります。
 SKYSPORTSの現地情報 → http://www.skysports.com/f1/live-blog

 上記のサイトと各チームのツイッターを巡回し情報を入手しており、Youtube等で映像を観るといった流れです。 その他に某有名掲示板のスポーツ関係の実況版も読み、バルセロナテストを楽しんでおります。

 
 そして三日目、日本時間17時よりテスト開始、マクラーレン・ホンダはアロンソが担当となります。

 インストレーションラップを早めに終えたのですが、その後はなかなか走り出そうとしません.... テスト開始から30分になろうとした時にアロンソがコースへ向かいました。 しかし、ルノーのパーマーが原因で赤旗中断、ピットに戻るハメになってしまいました。 この時点でメルセデスのボッタスは8周を消化しており、メルセデスの順調さが良く分かります。

 赤旗が解除され、テスト再会!! マクラーレン・ホンダのアロンソですが、タイムこそ出しませんがピットアウトとピットインを繰り返しており、周回を8まで延ばしました。 やっとテスト開始と思えますが、全くタイムを出さない所に慎重さを感じます。 1時間が経過し、マクラーレンはピットイン中。 ツイッターが更新され、今は空力パーツの確認を行っているとの事でした。 エンジンの状態にもよりますが、今日はテストらしい仕事が出来そうです。 フェラーリのベッテルとメルセデスのボッタスが積極的に周回しており、やはりこの2チームは安定感があると再確認です。 さてさて、これからどう進むのか.... しばらく状況を見守りたいと思います。

 テスト開始から3時間に近づいておりますが、トップはメルセデスのボッタスが1分20秒107、周回は49となっております。 2位はフェラーリのベッテルで1分21秒609で続き、周回は44周。 3位にはザウバーのエリクソンが入り、1分22秒636までタイムを刻み31周となりました。 期待しているマクラーレン・ホンダのアロンは1分23秒926までタイムを上げましたが、えらい異音を出しながら走る姿が.... 3基目のエンジンも壊れたのだろうか!? う~ん、微妙です。


 
 テスト開始から3時間、アロンソが走り出したので一安心。 さっきの異音はテストの一環だったのかな~。 無事で何より!!

 その後も各チームは走り続け、午前のセッションが終了。 マクラーレン・ホンダも走り切り、28周まで周回を重ねました。 午後のセッションも走ってくれる事を祈るのみです。

 Youtubeにも色々な動画がアップされております~。 https://www.youtube.com/watch?v=VVZ-oK95Sn0

 午後のセッション、各チーム共に周回数を重ねており、マクラーレン・ホンダも70周オーバーとなりました。 しかし、エンジンの出力は抑え気味な感じ.... ともあれ三日目にして、ようやくテスト開始といった感じですが、海外の一部報道では「マクラーレンがホンダとの契約を解消か!?」と噂が出たりしておりました。 チームからの信頼を勝ち取るには、まだまだやる事が多いです。

 最終結果は下記の通り
1.バルテリ・ボッタス   メルセデス    1分19秒705  75周
2.セバスチャン・ベッテル フェラーリ    1分19秒952 139周
3.ダニエル・リカルド   レッドブル    1分21秒153  70周
4.ジョリオン・パーマー  ルノー      1分21秒396  51周
5.ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー      1分21秒791  42周
6.マーカス・エリクソン   ザウバー    1分21秒824 125周
7.ルイス・ハミルトン   メルセデス     1分22秒090  95周
8.ロマン・グロージャン  ハース      1分22秒118  56周
9.ランス・ストロール   ウィリアムズ    1分22秒351  98周
10.フェルナンド・アロンソ マクラーレン    1分22秒598  72周
11.カルロス・サインツ   トロ・ロッソ    1分23秒540  32周
12.アルフォンソ・セリス  フォース・インディア 1分23秒568  70周
13.ダニール・クビアト   トロ・ロッソ     1分23秒952 31周

 午前と午後でドライバーが変更されているチームもありますが、最下位のクビアとですら23秒台となっておりますので、FIAの目論見通りタイムが向上しておりますね。

 最終日はコース全体を濡らし、擬似ウェット路面でのテスト開始となります。 フルウェットの状態からテストを開始し、ウェット→インターミディエイト→ドライと進めるとの事。 マクラーレン・ホンダに関しては、トラブルの原因はさくらへ戻したエンジンを開けないと分からないとの事ですので、早めに原因を見つけ改善してもらいたいですね。 しかし、眠かった....
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コメント 4

tsun

もう、がっかりですよね。
悠長なことに、エンジンを空輸して調べるって言ってます。
ホンダも、さくらなんちゃらとかいうところで引きこもらず、ヨーロッパに拠点を移さないと。
やる気あるんですかね・・・。
と、可愛さ余って憎さ百倍です。
by tsun (2017-03-01 23:30) 

MINERVA

tsun さん
三日目にして、やっとまともなテストが出来たみたいですね。
異音を発しながら走る動画を観た時には、「もうダメだ」と思いました。
昔は手荷物でエンジンを運んだりしておりましたね....
最低限、欧州に拠点を持たないとダメですよね、第三期はオールホンダで挑んでいただけに、歯がゆいですよ。
by MINERVA (2017-03-02 13:59) 

mini-hiro

今年こそ、マクラーレンホンダの圧倒的ワンツーフィニッシュを見せて欲しいものですねえ。
by mini-hiro (2017-03-04 20:31) 

MINERVA

mini-hiro さん
テストの前半でトラブルが出てしまいましたので、今週のテストでどこまで挽回出来るかですよね。
本番仕様のエンジン投入と言われておりますが、明日からのテストで様子を見たいと思います。
圧倒的な速さを魅せて欲しいです....
by MINERVA (2017-03-06 09:38) 

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