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2018年1回目のF1バルセロナテストが始まりました!! 【今年も追記していきます】 [レース関係]

 長いようで短かった2018年に向けてのシーズンオフ.... いよいよ2018年のF1シーズンが始まります!!

 第1回は今日から四日間の日程で行われる訳ですが、注目されている事と言えば、昨年一杯で提携を解消したマクラーレンとホンダの状況だと思われます。 ホンダのエンジン開発が遅れた事により、開幕当初から信頼性の低さとパワーの無さにチームは落胆.... 改善の予定も遅れ気味となった事で溝が深まったとの事みたいです。

 結果が全てのモータースポーツですので、この部分は致し方ないと思いますよね.... マクラーレンはルノーのカスタマーエンジンを搭載する事になり、ホンダはトロ・ロッソにエンジンを供給をする事に決まりました。 2017年シーズン後半には一定のレベルにまで性能を上げてきたホンダですが、同じコンセプトでの2年目となりますので、昨年のテストの時に比べれば安定して走行してもらえると現時点では予想しております。

 車体関係では大きな変化はありませんが、ドライバーの保護デバイスである「Halo」の搭載が義務付けされました。 コックピット開口部に装着される「Halo」ですが、テスト前にシェイクダウンを行ったドライバー達の反応としては、一定の周回数をこなせば慣れるとの話です。 保護デバイスに関しては大いに賛成なのですが、緊急時の脱出に対して不安がありそうですね。

 提携解消となりましたが、マクラーレンも上位回帰すべく努力を続けMLC33を発表。 ホンダとは全くコンセプトの違うエンジンレイアウトとの事ですが、かなり自信があると思われます。 またルノーエンジンのデータを入力しシミュレートしただけで1秒速くなるとの話でした。 シャシーに関してはトップレベルと自負しておりますので、今回のテストではかなり良い状態になると予想されます。

 そして、応援し続けているホンダですが、トロ・ロッソとの提携発表後から2018年用のマシンに搭載するべく協議を重ね、STR13を完成させました。 正式発表はテスト直前との事ですので、現時点ではフィルミング・デイの画像とネットに流失(と言われている)画像のみとなっております。 昨年のエンジンはスペック3.7とか3.8と言われており、今回のエンジンが昨年型の発展であればスペック○○を基に開発されているとの噂ですが.... 実際にどのスペックまで開発が進んでいたのか分からないですので、ホンダの発表を待つばかりです。

 提携解消後、表立って言われていた話では「マクラーレンとのポイント獲得を優先する為、新スペックの投入はしない」との事でしたが、実際には提携解消が決まった相手に手の内は見せないですよね~。 お互いの重要データへのアクセスも出来なくなり、それも関係があると思います。

 両チーム共にフィルミング・デイを利用しシェイクダウンを無事に終了、大きなトラブルが出なかった事でホッとしております。

 例年以上に期待と不安が入り混じったバルセロナテストとなりますが、今年も下記のサイトを中心にテストの状況を入手しております。
 ライブ情報の配信① → http://www.autosport.com/live
 ※ここのサイトは、Formula 1 Testing 2018で当日の日付をクリックするとライブデータのページに入ります。
 ライブ情報の配信② → https://www.f1today.net/en/archive
 ※ここのサイトは、Follow LIVE the first day of the first test in 2018をクリックすると現地のライブデータのページに入ります。 
 ※もしくは https://www.f1today.net/en/live/f1/236318/follow-live-the-first-day-of-the-first-test-in-2018で直接飛んで下さい。
 SKYSPORTSの現地情報 → http://www.skysports.com/f1/live-blog

 上記のサイトと各チームのツイッターを巡回し情報を入手しており、Youtube等で映像を観るといった流れです。 その他に某有名掲示板のスポーツ関係の実況版も読み、バルセロナテストを楽しむ流れでおります。

 現在、トロ・ロッソの facebookにて発表会をライブ中継されておりました。 公の場に現れたSTR13、結構格好良いと思うんですけどね~。
 → https://www.facebook.com/tororosso/videos/1847501638608120/

 トロ・ロッソのツイッター https://twitter.com/ToroRosso
 Honda Racing F1のツイッター https://twitter.com/HondaRacingF1

 10分遅れでテストが開始されましたが、メルセデスが早々にタイムを出し、少しずつ周回を重ねておりますね。 マクラーレンもアロンソがテストを開始、そこそこのタイムを出したのですが.... どうやらクラッシュしてしまい、赤旗が出されました。 テストも始まったばかりですが、スーパーソフトを履いての走行中でした。 トロ・ロッソはハートレーがタイム無しの走行を数回行ったままとなっておりますね。 さて、再開はいつになるのやら....

 グリーンとなりテスト再開となりましたが、アロンソの問題は走行中にホイールが外れたらしい.... 怪我が無いのが幸いでしたが、それまでは最速タイムで走行していたとの事ですので、本人的にはガッカリだと思います。 現在は6台が走行中.... 一応、トロ・ロッソ・ホンダもタイムをだしましたが、まだまだ確認作業中と言った感じです。

 中断もありましたが、テスト開始から2時間が経過。 ルノーのヒュルケンベルグが暫定トップタイムを出し1分21秒326、周回数は36周まで延ばしております。 2位は僅差でメルセデスのボッタス、周回数は28になっております。 トロ・ロッソのハートレーは途中で長めのピットがありましたが、1分23秒437のタイムを出し31周まで周回数を伸ばしました。 最高速ではホンダは279.7で二番目に速いスピードが出ております。 車体の確認作業を行なっているマクラーレンは午後に復帰との話ですが、ルノーがトップタイムを出している事を考えると、かなりの速さをみせるのだと思っております。

 日本時間で21時10分、午前の走行が終りました。 トラブルで走れなかったマクラーレンは現地時間でお昼前にコースに復帰、数周の走行を行いましたので、午後にはテストに戻れると思われます。 そして、午前のトップタイムを刻んだのは、レッドブルのリカルドが1分20秒179、周回数は60周になっております。 2位にはメルセデスのボッタスが入り1分20秒349、周回数は58周。 3位はフェラーリのライコネンが1分20秒506、59周となりました。 初日の午前で驚いたのがルノーのヒュルケンベルグの走り、今年のルノーワークスは速いですよ。 1分20秒547のタイムを出し、周回数は73周となっております。 応援しているトロ・ロッソ・ホンダのハートレーは1分22秒371までタイムを上げ、周回数は72周まで伸ばしました。 一定のペースで走り、走行データを集めている様子が伺えました。 youtubeでライブ放送されているF1ファンの動画を観ておりましたが、耐久レースの王者らしく安定した走りがとっても好印象でした。 さて、午後のテスト再開まで、しばし休憩となります~!!

 午後の走行に関しては、現地の天候が悪くなった事もあり、チームによってテストを切り上げるチームも出てきました。 トロ・ロッソ・ホンダに関しても、気温の低下と雨(時折、雪)の状況でのテストは避け、ハートレーが周回数を93まで伸ばした所で終了となりました。 また、朝一にトラブルでコースアウトしてしまったマクラーレンのアロンソですが、失った時間を取り戻すべく積極的に走行を行い、51周まで距離を伸ばしタイムは1分21秒339を記録。 速いですね、流石だと思いますが.... テスト初日からスーパーソフトでタイムを出す意味が分からない。 何としても良い所を見せたいのだと思いますが、嫌味での何でもなくマクラーレンは速いチームだと思うんですけどね.... 10年位前ですが。

 上記の通りですが、午後は天候の悪化もあり周回数は大きく増える事はありませんでした。 二日目以降も天候が悪いとの予報ですので、クラッシュせずに走行距離を重ねてもらえればと思います。

 最終結果は下記の通り
1.ダニエル・リカルド  レッドブル   1分20秒179 105周
2.バルテリ・ボッタス  メルセデス   1分20秒349  58周
3.キミ・ライコネン   フェラーリ    1分20秒506 80周
4.ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー    1分20秒547 73周
5.フェルナンド・アロンソ マクラーレン  1分21秒339 51周
6.カルロス・サインツ  ルノー     1分22秒168 26周
7.ルイス・ハミルトン  メルセデス    1分22秒327 25周
8.ブレンドン・ハートレー トロ・ロッソ   1分22秒371 93周
9.ランス・ストロール  ウィリアムズ   1分22秒452 46周
10.ロマン・グロージャン ハースF1    1分22秒578 55周
11.マーカス・エリクソン ザウバー     1分23秒408 63周
12.ニキータ・マゼピン  フォース・インディア 1分25秒628 22周
13.セルゲイ・シトロキン ウィリアムズ    1分44秒148 28周

 こんな感じになっておりますが、午前と午後でドライバーを交代しているチームもありますので、タイムや周回数は現時点では意味は無いと思っております。

 メルセデスとフェラーリの速さがダントツだと思いきや.... 暫定とは言えレッドブルがトップタイムとなりました。 車体の良さもありますが、今年のルノーエンジンは速さがあります。 本家のルノーも良いタイムを出しておりますので、ホンダにとっても厳しい相手になると思われます。 しかし、昨年よりは良い滑り出しとなったホンダ、トロ・ロッソと共に精力的にテストを進め、どんどん向上してもらいたいですね。

 昨日のテスト中にネットで色々と書かれておりますが.... アロンソ渾身のアタックは、どうやらショートカットしたとの話が出ております。 確かにシケインを通過せず、そのまま大回りで最終コーナーへ向っておりますので、大幅にタイムは縮まりますが.... 一説にはファンサービスであるとか減速できなかった等と言われており、真相は分からないままです。 何かと注目されてしまいますので、マクラーレン側も早めに対応した方が良いと思っております。

 二日目以降のテストにつきましても、同じ様に更新していきます~。
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コメント 6

tsun

始まりましたね。
トロロッソ、今のところ順調に周回を重ねてますね、ホッと一安心。
アロンソ・・・、うっしっし。
by tsun (2018-02-26 18:27) 

MINERVA

tsun さん
いよいよテストが始まりましたね!!
ハートレーがドライブするトロ・ロッソですが、順調に周回数を稼いでおりますね。 しかもトップスピードも出ておりますね~!!
マクラーレンのトラブル.... 何故、テスト早々にSSを履いて出たのか謎ですよね。
ソフトで走るトロ・ロッソの方がタイムが上に行ってしまいましたが、マクラーレンがテストに戻れば、そこそこのタイムは出すと思いますよ。
シャシーは最高だと言っておりますので....
YoutubeでF1、TEST、LIVEで検索すると、現地で観戦している方々の映像が観られますが、ホンダエンジンの音も今年は良い感じですよ!!
by MINERVA (2018-02-26 19:18) 

いっぷく

コメントありがとうございました。
武蔵新田、しゃれたレストランも出来ましたが
ランチが2000円超えでびっくりしました。
大衆的な「虎」のような店が残っている一方で
新しい店も増えていますね。
by いっぷく (2018-02-27 09:35) 

MINERVA

いっぷく さん
そうですね、武蔵新田も商店街を含め、大分変わってしまいましたね。
昔は商店街から離れますが、大衆食堂などもあり、たまに訪れては「昭和」を感じておりました。
お隣の下丸子に住んでいる後輩がおりますが、工場の町から住宅地に変わりつつあるとの事で、寂しさも感じております。
by MINERVA (2018-02-27 10:08) 

響

ハロシステムはドライバーが慣れてもやっぱり見馴れません(笑)
ホンダ頑張れー!
by (2018-02-28 10:57) 

MINERVA

響 さん
トロ・ロッソと提携したホンダですが、昨年までのトラブル続きが嘘の様に快走しておりますね。
テストですのでタイムは比較対象になりませんが、それでも良い感じで走っておりますので、全力で応援しております。
ネットのニュース等のコメントを読むと、パフォーマンス面は来週の2回目のテストで行うとの事.... 期待してしまいます。
ハロですが、ここ二日間のテストをネット等で観ておりましたが、動画で観る分には大分慣れてきましたよ。(サンダルの鼻緒みたいですが....)
by MINERVA (2018-02-28 12:40) 

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