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WEC第3戦 ル・マン 【CS・ネット生観戦】 [レース関係]

今年もル・マン24Hの季節がやってまいりました。

予選についてはブログに書き残した通りで、アウディが1-2-3、トヨタは4-5位となっております。
また日本人選手の活躍を期待して、起きていられる限り、CS・ネットで観戦です。

小雨交じりの中、2013年のル・マン24時間耐久レースのスタートが切られましたが、アストンマーチンの1台がクラッシュし、いきなりセーフティーカーとなりました。 約1時間後にレース再開となりました。

再開後はトップ勢もピット作業を一通り終え、1-2-3位まではアウディ、4-5位はトヨタとなっておりますが、もう直ぐ2時間の所で2回目のピット作業が始まりました。 トヨタの7号車はタイヤが厳しいので、交換したいとの事です。
※ここにきて雨が降り始めました、アウディは2台がピット済みに対して、トヨタはこれからなのでジャンプアップの期待が持てます。  と思ったら、トヨタもスリックで出て行きました。

2時間半時点、トヨタ7号車がユーノディエールの1個目のシケインを抜けたところでストップ。 無線もエンジンと言っていましたが、しばらくして再スタートすることが出来、その後は普通どおりに走る事が出来ております。

4時間が過ぎましたが、アウディーとトヨタの位置関係は変わらずです。 CS放送ではスタート直後にコースアウトしクラッシュしたアストンマーチンのドライバーが亡くなられたとの事。 心からご冥福をお祈りしたいと思います。 5時間も過ぎレースは大きなクラッシュは無いものの、タイヤバーストやカウルの脱落をする車等がが出てきており、セーフティーカーが何度か出ております。 夜に向かい、だんだん空も暗くなってきてまいりましたが、夜のステージが重要なル・マンですので、サバイバルレースの幕開けと言っても良いかも知れません。

6時間が過ぎる段階で、トップ勢は相変わらずアウディ、トヨタの順番になります。

夜のル・マン、ストリーミング等で観ると分かるのですが、真っ暗なので全く観ていても状況が分かりません。 ピット前のグラントスタンド等の明かりがあると事は良いのですが、それ以外はヘッドライトの明かりに反射されるコースサイドの標識等だけになります。

何だかんだでウトウトと寝てしまいましたが、ハッと気がついたのが今さっき....WECの公式HPで順位を確認した所、11時間の時点で1位は、アウディ2号車、2位がトヨタ8号車、3位がトヨタ7号車、4位はアウディの3号車となりますが、本命アウディの1号車は......約10周差の10位になっております。 何かトラブルなどがあったと思いますが、現在の順位を考えると、優勝争いからは脱落となります。

その後14時間を過ぎた状態ですが、夜はクラッシュやトラブル等がなければ大きく順位は変わらないもので、夜が明けるまでは、淡々とこなして行くしかないです。 各チーム共に戦略の違いがありますので、周回が進めばその差も大きくなります。 LM GTE Proですが、小林選手のフェラーリは現在クラス4位となっており、まだまだ上を狙う事は可能です。
 
その後もトップ勢に大きな動きは無く、時間だけが進んでいきます。

17時間を過ぎ、上位は変わりませんが、アストンマーチンが流したオイルの処理の為、セーフティーカーが入りました。 再開後もレベリオンがクラッシュし再度セーフティーカーが入りました。

残り4時間をきりましたが、トヨタ7号車のラジオでタイヤがかなり厳しいとの事、後ろのアウディとの差が徐々に無くなってきました.....チョット厳しい感じがします。  ピットではフェラーリ2台が同時にピットイン、前の車がピットアウトをするのを見ていたので、後ろの車は給油ホースを付けたままスタート!危なく大事故になる可能性がありましたが、更にピットクルーの操作が悪く、前のピットに入る45号車にぶち当ててピットアウト。 コルセらしからぬピット作業でしたが、当てられた45号車にとってはいい迷惑です。 ペナルティが出される可能性も考えられます。

残り3時間近くになりましたが、トヨタの7号車と追うアウディの差が21秒まで縮まりました。 あと4周でピットとの話しですが、一周5秒程速いので、抜かれてしまう可能性が出てきました。 何とか踏ん張って欲しい.....
先程、ピットでフェラーリに当てられた45号車ですが、コースサイドでストップです。 ドライバーはピットと交信しながら何とか車を修復しようと試みます。 何とか動きピットまで戻って貰えればと思います。

21時間を過ぎ、トヨタ7号車はピットインの兼ね合いもありますが、アウディ3号車に抜かれてしまいました。 ピット作業を終え、コースに復帰しましたが現在16秒....まだまだ挽回できます。 トップを走る2号車がピットに入りましたが、ドライバーより報告があったバイブレーションの点検も行いチョット長引きました。 ここにきてコースの一部で雨が降り始めました。 残り2時間35分の時点でフェラーリの51号車がコースアウトしてしまいました。 雨の影響により止まれなかったのではないかと思います。

残り2時間に近づきましたが、ル・マンの空が暗くなってきました.... まさに雨雲って感じです。 レース自体は3-4位争いが白熱してまいりました。 7号車はラピエールが飛ばしています。 残り2時間を切り、再度コースの一部で雨がが降ってきました。

残り1時間半、トヨタ8号車のデビットソンですが、周回遅れを抜く際に道を塞がれてしまい、危なくクラッシュするところでした。 接触も無く無事に切り抜けられたので、良かったです。 その後、フェラーリの71号車に迫った際、フェラーリは勝手にコースアウトして行きました.....クラス4位ですが、大丈夫なのだろうか.....

クラッシュし、一度は復帰したレベリオンの13号車はその後ガレージに入り、更には12号車までトラブルでガレージに入っておりましたが、チェッカーだけは受ける為に復帰をするべく最終調整をおこなっております。

残り1時間20分弱、またもや雨が降り始めましたが、トヨタ7号車がコーナーでスピードを落とせずにタイヤバリアーに突っ込みました。 ラピエールの走りはすばらしかったですが、残念リタイアとなってしまいました。 現在、雨が大雨で降り始めました....スリックでの走行は厳しいと思われます。

一度マシンを降りたラピエールですが、引き出されたマシンに乗り、ピットを目指します。 何とか完走だけはしてもらいたいと思います。 頑張れ、トヨタ!! また大雨の為、セーフティーカーが先導しております。 レースは残り80分、今年のル・マンは雨に翻弄され続けております。

いよいよ残り1時間を切りましたが、未だセーフティーカーが出たままです。 トヨタは7号車の修理に全力で取り組んでおります。 ガレージに居るとはいえ未だ順位は4位。 5位のアウディ1号車はトップと10周の差がありますので、7号車がトップと10周差になる前に戻れば4位でフィニッシュできます。 左フロントの破損が大きいらしく、アップライトも交換しておりました。

残り40分、いよいよトヨタの修理が終わりました。 タイヤをレインに替え最終調整を行っております。 そしてトヨタ7号車はコースに復帰しました! スタンドからは大きな拍手と歓声がトヨタに向けられます。
残り35分となり、いよいよセーフティーカーが下がるとの事です。
残り30分、いよいよレース再開となりました。 どんなことがあっても残り30分のレースでどこまで順位が上げられるかです。

レースは残り15分、またもや空が暗い状況です。 実況・解説陣は雨を心配して降ります。  そして残り5分、レースは落ち着いた状態で、どのチームの24時間を走りきった喜びを抑えつつラストラップに入りました。 とは言えすでにパレードラップとなっておりますので、後は無事にグランドスタンドに戻ってくるのみです。

そして現地時間の午後3時、走り終えた戦士たちを迎えるが如く、大歓声でトップのアウディがゴールを迎えました。 2位にトヨタの8号車、3位はトヨタの7号車との争いに勝った3号車となりました。 またクルーの必死の作業でレースに復帰したトヨタの7号車が4位に入り、諦めなかった事がこの結果に繋がりました。



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