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2014 WRC第1戦はオジエが優勝!! [レース関係]

 いよいよ本格的に始まった、2014年のWRC第1戦「ラリー・モンテカルロ」フォルクスワーゲンのセバスチャン-オジエが優勝となりました。

 今年も各デイごとにライブ放送があり、リアルタイムでテレビ観戦が出来て良いのですが、流石に最後のナイトステージは暗すぎて分かりづらかったのが本音ですが……

 フォルクスワーゲンが非常に強い印象を受けた2013年のシーズンでしたが、今年は速さの面では差が縮まっている感じです。 但し今年のフォルクスワーゲンは速さより安定性に重点を置いたマシンづくりとの事ですので、モンテのように荒れる可能性のラリーでは、その安定性が見事に当たったと思います。

 残念だったのは、序盤に速さを見せつけたロバート・クビサがリタイアになってしまった事です。 ステージベストを叩きだし、速さと存在感を強烈に見せつけてくれました。

 デイ1のライブ放送でも言われていましたが、今年のフォード(Mスポーツ)は結構速いです。 先に書いた通りでフォルクスワーゲンが安定性に重点を置いている事もありますが、昨年よりもその差は縮まっており、条件次第では勝利する可能性も高いです。 ドライバーの起用も当たりだと思いました。

 シトロエンはWTCCへ力が向けられており、チョット厳しい状態だと思われます。 ライブ放送をすべて観た感想は、マシンの挙動が不安定であり、トップグループに食い込むべく、無理をしている感じです。 各ステージで上位に入ったのは、ドライバーの腕だけの印象でした。

 今年復活のヒュンダイ、デイ1ではかなりの速さを見せつけて驚きましたが、こちらもクラッシュとトラブルでリタイアとなりました。 初日の速さには正直驚きましたが、やはり熟成不足だったのでしょうか……

 デイ2のライブ放送では、ゲスト解説としてトヨタの社長が出演でしたので、「トヨタ復帰か?」と注目が集まりましたが、質問に対しても上手くはぐらかされてしまい、チョット残念でした。

 ファンの期待と後押しがあればとのコメントでしたが、私の個人的な考えでは「早くWRCへ戻ってこい!!」ですね。 F1への挑戦は決して悪いことでは無かったと思いますが、WRCでの活躍と実績を考えると、「もったいない」の一言です。

 ともあれ今シーズンのWRC、熱いシーズンになるのではないかと予感させる開幕戦でした。


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