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いよいよ見えてきた、国産ステルスが初飛行とのニュース!! [飛行機]

 ネットのニュースにて、「国産ステルス1月初飛行、4年で実用化判断」と出ておりました。 このニュース自体はとても素晴らしい事であります。 

 三菱重工業が防衛省から委託を受け、研究開発を進めているステルス戦闘機の試作機.... 元々は米国よりF-22を調達し導入を目指しておりましたが、機体の情報流出を危険視した事により、禁輸処置が取られました。

 現在、航空自衛隊は次期戦闘機としてF-35を導入する事にしておりますが、現行のF-2も純国産での開発を念頭に進められてきた物が、米国と共同開発をなってしまいました。 その後、F-22を断念した日本政府は急速に近代化が進む周辺諸国の航空力を元に判断し、F-35の導入となった次第です。

 このままでは国内の技術が停滞してしまう事になりますので、防衛省技術研究本部が三菱重工等の国内メーカーに発注し先進技術実証機の開発が始まりました。 「心神」と言われた試験機ですが、この試験に対しての期待度はネットや専門誌を含め非常に高く、「F-35なんて、要らないよ~」と話が出るくらいになっています。

 しかしながら今回のニュースで言われている機体、これはまだ実験機の段階であり採用や導入などが決まった訳ではありません。 しかも来年1月に初飛行、各試験を行い4年で実用化の判断を下すとの事ですので、競争を前に走る為の靴を作る足形を採った状態だと思っています。 

 全てはこれから始まる訳ですが、4年間での実証テストで他国の戦闘機(もしくはF-35)に対して、どれだけ迫る事が出来るかを見守っていきたいと思います。 あくまでも実証機ですので、機体のサイズ・エンジンの出力等も現行の戦闘機に比べ物になりませんので、公表されている数値などで「日本の技術は・・・」と決め付けるのは無理ですね。

 F-2の開発時も思った事ですが、コストを考えずに話を進めるのであれば、世界と肩を並べる性能を持った戦闘機を開発する事は可能です。 しかし、コストを考えた場合には難しい所で、開発した機体を他国に売り込む事もで出来ず、自国で処理するしかないのが実情.... 政府は国際共同開発の可能性も出しておりますので、F-3の開発計画についても色々とある事と思いました。

 技術的には可能である「純国産」に対して、政府しっかりとしたバックアップで支えてもらいたいと真剣に考えている毎日です。

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