SSブログ

いよいよ後半戦、2015年ツール・ド・フランス第11ステージをCSで生観戦中!! [自転車]

 いよいよ後半戦となる今年のツール・ド・フランス....

 昨日は総合首位であるスカイのフルームが力強い走りを見せ、圧倒的な差を付けて優勝となりました。 2013年に総合優勝を果たしたフルームですが、正に「隙無し」と言った感じです。 う~ん、このまま行けば、フルームの黄金時代が到来する可能性が高いです。 ただし、ツールもまだまだ中間ですので、後半戦で何があるか分かりません。

 そして今日、第11ステージはポー ~ コトレ - ヴァレー・ド・サン=サヴァンまでの188kmとなっております。 今日も山岳ステージとなりますが、山岳ポイントは6箇所、3級・4級・3級・1級・超級・3級となっております~。 今日のステージ、過酷ですね.... 1級の入りから、超級を下りきるまでのコース、この大きな山岳2つの中で、後半戦での流れが見えてくると思います。フルームの走りもそうですが、他の強豪達との位置関係に注目しております。 山岳ですので、上りの強さはもちろんの事、下りのテクニックは非常に重要です。 モビスターのキンタナ....その走りに注目しましょう!!

 そして、書くのが遅くなってしまいましたが、ティンコフ・サクソに移籍し、コンタドールのサポートを行っていた、イヴァン・バッソ選手。 第5ステージの落車にて睾丸を負傷してしまいましが、痛みが引かず長引いている為、チーム・ドクターが診察した所、しこりを発見。 大事をとって休息日に精密検査を行ったとの事です。 その結果、落車による負傷ではなく、小さな悪性の腫瘍が発見されました。 バッソはレースをリタイヤし、イタリアにて早期手術を受けるとの事です。 

 イヴァン・バッソ.... 2006年、2010年のジロ・デ・イタリアを制したベテラン選手で、数々のチームで速さを魅せている選手です。 ジャパン・カップに参戦の為、来日もしておりますが、その二枚目の顔立ちで女性のファンも多いです。 今は治療に専念して頂き、一日も早く私たちファンの前に戻ってきてもらいたいです。

 一日でも早く、フォルツァ!! バッソ!!

 現地の映像に切り替わりました、現在レースは残り89.7km、逃げとメイン集団との差は4分47秒となっております。 昨日の疲れからどれだ回復しているか.... Jスポの実況・解説陣も言っておりました。

 逃げは7人ですが、丁度1級の山岳に入ったところです。 差は少し拡がり、メイン集団は6分程はなれました。 また逃げとメイン集団との真ん中にも第2集団がおります。 今日の逃げの集団の中には、ユーロップカーのトマ・ヴォクレールが入っています。 新城選手がアシストし、ヴォクレールが駆け上がる姿が思い出されます。

 メイン集団ですが、現在はスカイが先頭に立ち、コントロール中。 力強い走りで山岳を上り、回りのライバルチームへジャブを打っている感じです。 1級に入り、少しずつ集団から落ちてゆく選手が出ております。 先頭の逃げは淡々と山岳ポイント目指して走っておりますが、集団ではスカイとBMC等、いつものチームが取り合っております。 

 山頂まで300m、ヴォクレールが先頭を走り続けアタックをしておりますが、ここでキャノンデール・ガーミンのダニエル・マーティンがアタック!! ヴォクレールを置き去りにし、1級山岳をトップで通過。 ヴォクレール.... 残念。

 ここからは、次の超級に向けての下りになります。 下り.... さすがにえらいスピードで駆け抜けますが、やっぱりガードレールが無いのはヒヤヒヤものです。 メイン集団もそろそろ山頂を通過の模様。 ここでサガンが手を挙げてチームカーを呼んでおりますが、トラブルの可能性がありますね。

 メイン集団も山頂を通過し、超級への下りを猛スピードで走り抜けます。 怖い....

 そして逃げ集団は超級山岳に入った模様.... 後方のメイン集団ではスカイが積極的に集団を引き、逃げの集団との差を縮める走りをしております。 現在、差は7分程.... そしてメイン集団も超級に入りました。 

 残りは現在上っている超級と3級ゴールのみとなりました。 逃げグループ.... ここでもヴォクレールが先頭に立ち、淡々と上っております。

 レースは残り50kmになりました、先頭の逃げ集団は、まだまだ大丈夫そうです。 メイン集団は、スカイの前にアスタナが立ち、強烈な引きで集団のペースを上げようとしております。 そして、集団からは力尽きた選手達が千切れはじめました。 アスタナのニーバリ.... エース失格の烙印を押されてしまった訳ですが、今日は積極的に集団の前を走り、名誉挽回を狙っております。

 メイン集団ですが、アスタナを先頭に、スカイ、モビスター&BMCが続きます。 キンタナも集団の中に居ると思われますが、息を潜めているのか順位は分からず.... 1級と超級をこなすステージだけに、リタイヤする選手が続出しております。 メイン集団も小さい集団になってきました.... 昨日の立役者でるリッチー・ポート落ちたとの事です。 今日は有力選手が千切れる事が多い状態です。 しかし、リッチー・ポートが戻ってきた!! もしかしたら、フルームの為に補修を取りに行っていたのかも知れません。 そして、メイン集団の先頭に立ちました!! アシストの中のアシスト、リッチー・ポートはさすがだ!! 

 現在、先頭は残り41kmとなり、差は5分30秒となっております。 先頭はティンコフ・サクソのマイカが超級を1位で通過です。 賞金もゲットし、このままゴールまで行けるのか!! ですね。 そろそろメイン集団が山頂へ近づいてきました。 スカイのアシストが蓋をする中、ユーロップカーの選手がアタックをしてもつかまり、そのまま山頂を通過となりました。 

 トップは一人で逃げてる訳ですが、カメラバイクがタイヤを鳴らしながらコーナリング....   すげえ!!

 家族と「このまま、逃げ切れるかね?」と話している時に、テレビより「危ない!!」と聞こえてきました。 急いで振り返ると、コース上に放牧の牛が.... 「なんじゃあ、ありゃあ!! 何考えてんだよ、飼い主は!!」と叫び声をあげてしまいました..... もし集団が通りかかった時だったら.... ブルブルッとなりました。

 残り21kmとなりました、メイン集団との差は5分40秒.... そして残り20kmのアーチを通過.... ジワリジワリと集団が差を詰め始めました。 集団を引くのはリッチー・ポート.... 強いな~。

 先頭は残り12kmまできました、差は約6分.... 10kmでも変わらず.... 5km、集団は動かない!!

 先頭のマイカは最後の山岳も通過し、残り3kmを切りました。 後方から追い上げているダニエル・マーティンが2位の選手に追いつき、スピードの違いをみせて抜き去ります!! しかしマイカは残り2kmも切りました。 集団に動きはありません。 今、注目される所は逃げのマイカにマーティンが追いつくのか!! との事です。 ここで1人、集団からアタックする選手あり!! マイカが先頭でゴールに近づく頃、メイン集団でも動きがありました。 メイン集団が3kmを切る頃にスピードが上がります。 そして、終盤の山岳を1人で逃げたマイカが余裕を持ってゴール!! やはり、今年も逃げ切る選手が出てきましたね~!! そして2位には勢い良くマーティンが入ります。

 3位以降は、逃げ集団の残りが次々とゴールして行きます。メイン集団ではリッチー・ポートにアシストされたフルームがスピードを上げ、上位を目指します。 そしてフルームは9位に入りましたが、いつもメイン集団の後方に付けていたコンタドール続けて入り、10位となりました。 レース中盤では、メイン集団を引く走りをみせたニーバリは、最後の最後で失速し、今日も千切れて行きました。

 今日のステージ、大きな順位移動は無く、終わってみると逃げたマイカが凄かっただけになりますね。

 明日はラヌムザン~プラトー・ド・ベイユまでの195kmとなっております。 山岳派4箇所あり、最後は超級の山頂ゴールとなります。 しかもJスポの放送は夕方の5時50分からとなっております。 早いな~....

nice!(41)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 41

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。