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アルプス・ステージ3日目、ツール・ド・フランス第19ステージをCS生観戦中!! [自転車]

 いよいよアルプス・ステージも3日目となる、第19ステージ....

 今日のステージはサン=ジャン=ド=モーリエンヌ~ラ・トゥッスイール - レ・スィベルまでの138kmとなりますが、1級・超級・2級・1級と言う、過酷なステージとなります。

 Jスポの放送開始時間を間違えてしまい、既に放送が始まっておりました.... 情けないの~....

 現在残り126km、メイン集団との差はたった20秒となっております。 スタート直後から1級の上りとなる為、いきなり選手達はふるいにかけられております。 逃げ集団の先頭をニーバリが立っております。

 メイン集団は大きな動きはありませんが、ジワリジワリと逃げ集団に近づいております。 今日のフルーム、アシストが少なくなっており、残りの距離を考えながら、戦わなければなりません。 しかも、この最初の山岳にて、リッチーポート等のアシストが千切れております。

 残り122km、最初の山岳はホアキン・ロドリゲスが獲りました。 山岳賞を獲る為、今日も積極的に攻めると思われます。 選手達は下りに入りましたが、アシストが千切れた場合などは、前との差を考えながらアシストが追いつくのを待つ場合もあります。 

 今日のステージ、天気は曇っておりますが、山岳ゆえに雨が降った箇所がいくつかあります。 上りであれば良いのですが、下りを走行中に路面が変化する事を考えると.... 怖いですね。 ヘアピンを回る先週達.... リアが滑る選手もおり、観ていてヒヤヒヤします。

 選手達は平坦区間を走り、中間スプリント地点を通過となりますが、サガンは逃げ集団に乗らなかった為、特に問題も無く通過してゆきました。 

 残り90km、さは2分半まで開きました。 アシストの充実を考えるフルーム.... 遅れたアシストが戻り、3枚付きました。 キンタナ、ニーバリなどはフルームの動きを見つつ、緊張感を持って走り続けております。 しばらく平坦が続き、次の山岳は超級となっておりますので、2回目のふるいがかけられる事になります。 キンタナをサポートするメンバーは4人、スカイを切り崩す事を最大の目標にしているのだと思います。 ここで、スカイはアシストが更に揃い、6人でフルームを引いております。

 逃げ集団は補給ポイントを通過中.... ここでサコッシュを獲り損ねたロットの選手が落車!! スピードが落ちていた為、大きな怪我は無くて良かったです。

 現在残り54km、差は2分チョットとなっております。 レースは2つ目の超級山岳に入っております。 現在先頭はユーロップカーのピエールローラン!! その後をメイン集団となっております。 ここでフルームにマシントラブル発生!! これに乗じてニーバリがアタック!! そしてローランが山頂を通過。 ニーバリも単独2位となり、山頂を通過します。 

 超級通過後の下りは短く、直ぐに2級への山岳になります。 先頭の順位に変動は無く通過、先頭を走るローラン、ここからの下りは長めとなりますが、ニーバリは下りで飛ばし、先頭のローランを目指します。

 ローランを追いかけるニーバリ、徐々に先頭のローランとの差を縮めます。 そして、ついにローランと合流。 2人で協力しながらメイン集団とのさを拡げつつ、最後の山岳に入ります。 メイン集団では、コンタドールが止まっております。 バイクごと交換し、再スタートとなりました。 全力で加速するコンタドール、桁違いのスピードで集団へ戻ります。
 
 残り16km、ローランのペースが落ちるのを確認し、ニーバリがアタック!!  みるみるローランを引きはなして行きます。 そして残り11km弱、差は2分13秒となっております。 そして、ニーバリは残り10kmのアーチを通過して行きます。 ティンコフ・サクソの監督の談話になりますが、コンタドールのバイク交換について、「パンクでもマシントラブルでもない。 後は語らない」との事でした。 誤解を招くような言動に、実況・解説陣も色々な話が出て盛り上がりました。 

 残り6km、メイン集団との差は2分20秒程になております。 ニーバリから遅れたローランはメイン集団に戻りました。 メイン集団は静かなままで、動きはありません。


 残り5.7km、ここでキンタナがアタック!! フルームは反応をみせてキンタナについて行きます。 バルベルデ、コンタドールが遅れつつありますが、キンタナは更にスピードアップ!! フルームとの差が付き始めました!!

 ニーバリは残り3.7km、キンタナが猛烈なスピードで追い上げ、1分28秒前後の差となっております。 キンタナのスピードは衰えず、ニーバリに対して差が見るからに縮まっております。

 キンタナとメイン集団との差が開きます。 トップは残り2km.... 相変わらずキンタナはニーバリとの差をつけつつあります。

 残り2km、ニーバリは苦しい顔をしながらも、ペダルをこぎ続けます。 

 そして、途中から単独で逃げたアスタナのニーバリが第19ステージをトップで通過しゴール!! そして2分以上の差があったキンタナ、ニーバリとの差を詰めてゴールとなりました。 3位にはキンタナから約30秒遅たフルームがゴールとなりました。
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コメント 4

ojioji

猛暑の一日でした。走っている選手たち、体力が奪われていることでしょう。ニーバリが去年の覇者の意地を見せましたね。キンタナ、もっと早めにアタックすればよかったのに。それにしても、距離を進めば進むほど、上位に役者がそろってくるとはさすがツール。今夜はコンタドールに期待します。が、キンタナが優勝の予感(^_^;)

by ojioji (2015-07-25 17:36) 

tarou

こんばんは、葉山の花火にコメント頂き有難うございます。
毎年、海岸から見る花火を楽しみにしています、
今年は、第50回大会でとても豪華な花火大会でした。
by tarou (2015-07-25 18:16) 

MINERVA

ojioji さん
欧州もかなりの気温になっているとの事で、熱中症等との闘いもありますね。
ニーバリ、飛び出すポイントが良かった事もありますが、順位的にもフルームの脅威とみなされず、逃げ切った感じです。 それでも見事な走りでしたので、昨年の覇者としての威厳は示せたと思います。
今年のツール、今日一番の注目が「キンタナ」の走りですね!! たった110kmのコースですが、超級2箇所の過酷なステージです。
今から放送が待ちきれません!! 
by MINERVA (2015-07-25 19:32) 

MINERVA

tarou さん
本当に綺麗で、素敵な花火の写真とフォトムービーでした。
20年前は、花火大会を観に行ったりしておりましたが、最近は全く行かなくなってしまいました.... 現地で観る大輪の花、そして音.... 
tarouさんの写真を通じ、あの頃の感動を思い出しました!!
by MINERVA (2015-07-25 19:37) 

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