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F1の日本GPが開幕、予選はハミルトンがコースレコードでPP!! [レース関係]

 今週はF1の日本GPが開幕、時差が無いので金曜日のフリー走行は録画しておりました。

 レギュレーションが変更され、今年はコースレコードが塗り替えられると言われておりましたが、初日はFP1の途中から小雨がパラパラ.... その他にもトロ・ロッソのサインツがヘアピンの立ち上がりでスピンを喫しクラッシュ!! 赤旗中段となりましたが、本人は元気そうでしたので良かったです。 マクラーレン・ホンダはバンドーンが10位、アロンソが12位とまずますの位置で初日を終えました。

 続くFP2は大雨.... 前半45分がまるまる潰れ、後半45分のみの走行となりました。 雨上がりの状況でしたので、ほとんどの車は走らずコース状況を確認するのみで終了となりました。 

 そんな状況で初日は終わり、今日のFP3・予選を迎えました。

 今日はCSで生放送を観ておりましたが、曇り空ながらも雨は上がり、路面も乾きつつある状況です。 FP3では各車共に予選に向けて走りこんでおりましたが、マクラーレン・ホンダのアロンソはFP2後PUに不具合が発生したため交換となり35グリッドの降格が決定しました。 それならば最新型のスペックを導入するかと思いきや.... 現行と同じ3.7との事でした。 提携解消が決まっている事と、実績がある現行スペックの方が良いと判断したのでしょうね。

 路面がドライとなり、タイムもグングン上がってきました。 FP3でコースレコードが更新されるかと思いきや、メルセデスのボッタスがスプーンの立ち上がりでミスってしまいクラッシュ!! 赤旗中断となり水を差された状況となりました。 マシンが撤去され、裏ストレートに撒き散らされた土やパーツの破片をマーシャルが素早く清掃する姿は見事と言えますね。 その後、走行が再開された訳ですが、すぐさまフェラーリのライコネンがデグナーの出口でコースオフしクラッシュ.... またも赤旗中断となりました。 今年の車はスピードが上がった訳ですが、限界が高い分だけ超えた瞬間にタイヤのグリップが無くなるみたいです。 FP3ではクラッシュしたボッタスがコースレコードに近いタイムでトップとなり、ハミルトンが2位、ベッテルが3位となりました。 PUを交換したアロンソは8位、バンドーンは12位とでしたが、予選ではQ3進出も可能な順位だと思います。

 そして予選のQ1が始まり、開始直後から各車コースイン。 最初のタイムアタックに入り、とりあえずタイムを出す感じです。 Q1終盤に二度目のタイムアタックに向かい車が多いのですが、ここハースのグロージャンがクラッシュ!! すぐに赤旗中断となりました。 幸いグロージャンは自力で車から出られましたが、グロージャンは最初の走行後に「ボトミングが酷い」と訴えておりました。 そんな状況を考えると、うまくマシンを煮詰められなったのでしょうね。 グロージャンのクラッシュした映像を観ながら、1995年に鈴木亜久里がクラッシュした時の事を思い出しておりました。 グロージャンはフロントからクラッシュし、亜久里はスピンしリア側からクラッシュでしたね。 クラッシュで骨折した為、決勝を走る事無く引退となってしまったな.... そんな事を思いながら放送を観ていると、残り数分での赤旗だった為にQ1はこのまま終了との事でした。 まあ、Q1で敗退のマシン達はいつも通りと言えば、いつも通りかも.... マクラーレン・ホンダはギリギリでQ1を通過となりました。

 そしてQ2が開始され、Q1と同じくタイムを出すマシン達.... ほとんどの車がスーパーソフトを履きタイムアタックに入ります。 そしてメルセデスのハミルトンが1分27秒819を記録し、コースレコードを更新しました!! これまではミハエル・シューマッハが2006年に記録したタイムがコースレコードでしたが、11年振りに更新となりました。 やはり今年のマシンは速い!!

 ハミルトン以下の数名もこのタイムを更新しておりますので、今の規定が続く数年はコースレコードの更新が毎年見られそうですね。 白熱したQ2も終わり、上位陣はいつものメンバーとなり、上位を狙ったマクラーレン・ホンダはアロンソが10位でQ3に進出し、バンドーンが11位でQ2で敗退となりました。 しかし、アロンソはグリッド降格が決まっている為、バンドーンが上に上がる事が分かっておりますし、Q2敗退となれば、スタートのタイヤも自由に選べる事を考えると、良い位置だと思えますね。

 そして、いよいよQ3となりましたが、ここでもハミルトンはタイムを更新!! ポールポジション獲得回数の記録を更新しているハミルトンなのですが、実は鈴鹿でのポールは一回も無し。 今年はポール獲得を目指して気合が入った感じですが、チームメイトのボッタスやフェラーリのベッテルもタイムを上げております。 しかし、ハミルトンは最後のアタックでも1分27秒319までタイムを更新し、ついに鈴鹿でポールを獲得しました。 いや~、本当に速い!! そして車の動きがとても良いですね。 バッチリ決まった感じですが、明日の決勝は独走になるのかな~。

 2位にはチームメイトのボッタス、3位にはベッテルが入りました。 レッドブルのリカルドとフェルスタッペンが4位、5位となりました。 FP3でクラッシュし、修復したマシンで予選に挑んだライコネンが6位、フォース・インディアのオコンとペレスが7位と8位、ウィリアムズのマッサが9位、そしてグリッド降格が決まっているマクラーレン・ホンダのアロンソが10位となりました。

 明日の決勝、天気は晴れとなり気温も上がるとの事です。 マシンのスピードが上がっているだけに、トップ争いも含めバトルは色々と起きそうな感じです。 出来れば、混乱に乗じてバンドーンが順位を上げポイント獲得し、アロンソも最後尾から鬼神の走りで会場を盛り上げる位はして欲しいですね。 解消が決まったのだから、スッキリと気持ちを切り替えて攻めの走りを期待しますよ。
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tsun

ハミルトンのポールラップのオンボード画像を観ましたが、10代のドライバーがそこそこ走れるというのも分かりますね。
あまりにもキレイでスムース、セナの頃のオンボード映像とは雲泥の差ですね。
by tsun (2017-10-07 23:55) 

かずのこ

ホンダの意地と
アロンソの気迫に期待!
by かずのこ (2017-10-08 07:44) 

MINERVA

tsun さん
今のF1カー、ターボと行っても80年代の様なドッカンターボではないので、とってもスムーズですよね。
しかもハイブリッドでアシストも入りますので、テレビゲーム世代が速いのも納得です。
ヨドバシカメラのゲームコーナーにPS4のF1ゲームが置いてありましたが、予選の走りを思い出しながら走ってみたらすんなり走れましたよ。
タイムは.... 1分33秒台なので、ドライバーがイメージに使用するのも納得です。
by MINERVA (2017-10-10 10:11) 

MINERVA

かずのこ さん
今年の鈴鹿、予選は面白かったですね。
マクラーレン・ホンダ、決勝は不運にも見舞われましたが、アロンソが11位と惜しかったです。
最後のセーフティーが無ければ、マッサを抜けたかも.... 次戦に期待したいと思います。
by MINERVA (2017-10-10 10:16) 

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