SSブログ

2018年2回目のF1バルセロナテスト2日目、そろそろ各チームも最終調整へ.... [レース関係]

 2回目のバルセロナテストの初日を迎え、どのチームも積極的に走り込みを行なっておりました。 マクラーレンとトロ・ロッソはトラブルが発生した為、残念ながら途中でテストを中止する事になってしまいましたが、最低限の作業は出来たとの話ですので、今日を含め残り3日で挽回してくると思います。 

 しかし、ネットにも色々とニュース記事が上がっておりますが、マクラーレンはこの日だけでも3度のトラブルに見舞われてしまい、僅か38周でテスト終了。 エリック・ブーリエは「大した問題では無い」と連日言い続けておりますが、本当にそうなのであろうか.... 確かに1回目の最終日には両ドライバーが合計160周以上を走り、問題を克服したと思われましたが、僅か4日後の2回目のテストで再度トラブルに見舞われるとは思いませんでした。 名門マクラーレンと言われている企業ですよ、何度もタイトルを獲得したチームですが.... ロン・デニスが追い出されてから、どうも統制が取れていない感じです。  

 確かに新規のエンジン開発に失敗した昨年のホンダ、それはホンダ自身が一番認めている事なのですが、シーズンが進むにつれて信頼性と性能は向上、ポイントを獲得出来るまで仕上げて来ました。 そんな状況の中、ホンダとマクラーレンはついに提携解消となり、シーズン中から出ていたホンダに対する批判が一層強まりました。 私は言われても仕方ないと感じつつ、マクラーレン側の焦りもかなりの物であると思っておりましたが、お互いに新しいパートナーとの作業が始まった後もマクラーレン側はホンダに対しての批判を止める事は無く、そのままシーズン前のテストに入った次第です。 
 
 テストが始まればトロ・ロッソ・ホンダは順調にテストを進め、1回目のテストではチーム単独として最多周回数を記録する程でしたが、マクラーレンはトラブルが続き満足にテストが出来ない状態となりました。 「ルノーに載せ換えるだけでも1秒速くなる」であったり、「ホンダと別れた事で、弱点が無くなった」とチームやドライバーからコメントが出されておりましたが、予想と結果が正反対の状況となってしまい、世界中のファンからは冷ややかな目で見られてしまう状態に.... こりゃあ、早く事態を収束させないとマズイですよね。 テストが始まる前までは、SNS上でもホンダとトロ・ロッソに対し、からかいのコメントが多く見受けられておりました。 しかし、テストが始まり、トロ・ロッソの好調に対しマクラーレンの低迷が明らかになると、手のひらを返すコメントが出始めております。 これがネットの怖さでもありますよね.... 全てが上手く機能すれば、マクラーレンの方が速い可能性が高いですが、ルノーとホンダの性能差ってどうなんでしょうね。 

 今日のテストにつきましても、下記のサイトを中心に情報を入手しております。
 ライブ情報の配信① → http://www.autosport.com/live
 ※ここのサイトは、Formula 1 Testing 2018で当日の日付をクリックするとライブデータのページに入ります。
 ライブ情報の配信② → https://www.f1today.net/en/archive
 ※ここのサイトは、Follow LIVE the first day of the first test in 2018をクリックすると現地のライブデータのページに入ります。 
 ※もしくは https://www.f1today.net/en/live/f1/236603/follow-live-the-second-day-of-the-second-test-in-2018 へ直接飛んで下さい。
 SKYSPORTSの現地情報 → http://www.skysports.com/f1/live-blog

 今日のトロ・ロッソはハートレーが担当、マクラーレンはアロンソが担当。 今日は多くの周回を重ねてくれると思いますが、そろそろレースを想定したシミュレーションも行われるのかな? 日本時間17時より2日目のテストが始まります~!!

 そしてサーキットがグリーンとなりテストが始まりました!! 直後から数台のマシンがコースに入り、インストレーションを行なっております。 メルセデスやトロ・ロッソ、ハースなどの数チームですが、その後もマクラーレンやルノーなどもコースイン。 コースとピット行き来しておりますが、どのチームも数回の走行を行いピットへ戻っている状態です。

 マクラーレンのアロンソ、数周の後ピットへ戻り.... またもやハイパーソフトを履いてコースへ戻って行きましたよ。 1分20秒320を出し、タイムテーブルのトップに名を刻みましたが.... ロングランは行わないんですかね、マクラーレン。 トロ・ロッソのハートレーはタイムを出さずに5周を走行しましたが、現在ピットイン中のまま動かずです。 昨日のブレーキトラブルの件がありますが、チョット気になりますね。

 そんな中、アロンソは1分20秒台を出してきました。 その後も周回を重ね.... 一気に19秒台に突入!! 昨日とは打って変わり順調に走る事が出来ております。 約10周ほど周回しアロンソはピットイン、19秒台を出してきた訳ですが、ハイパーソフトのタイヤなんですよね。 トップチームがハイパーを履いたら、一体どれ位のタイムになるのでしょうか.... そんな事を考えている中、トロ・ロッソのハートレーがコースイン。 慎重に周回を重ねております~。

 マクラーレン、冷却関係で加工をしてきたみたいですね。


 タイムが出せたのは、このインレットの効果なんでしょうかね~。

 1時間を経過しましたが、ミディアムで走行いているメルセデスのハミルトンが1分19秒830を記録し、アッサリ更新してしまいました.... トロ・ロッソのハートレーは大きなタイムアップはせず、ゆっくりペースを上げながら周回数を重ねております。 流石はWECのチャンピオン、安定した走りですね。 マクラーレンもタイヤをスーパーソフトに変更しコースイン、今日は順調そうです。 レッドブルのリカルドもミディアムで19秒をだしておりますので、ハイパーソフトの19秒のマクラーレンの立場は、どうなってしまうのだろうか....

 ピットで長めの作業を行ったトロ・ロッソのハートレー、再度コースへ出て行きましたが.... その間にメルセデスのハミルトンがミディアムで1分18秒945までタイムを上げてきました!! 頭二つほど先行した速さですね、いあやはやビックリです。 その後、f1 todayの情報からハミルトンは試作タイヤ「謎タイヤ」でのタイムである事が書かれておりました。 なるほど。

 テスト開始から2時間が経過しましたが.... マクラーレンがターン7で煙を上げてストップですよ。 現在、赤旗中断中....


 あ~、去年と同じ光景を観ている様ですよ.... エンジン変わったのに。

 トロ・ロッソは一瞬コースオフをした感じですが、その後ピットでの作業が続いているみたいですね.... やっぱり心配になってしまいますが、それよりもツイッターの記事でとっても気になる物がありました。


 何でしょうかね.... メディア的にも、この発表に対して非常に注目しております。

 こんな状況の中、大きなスポンサー発表だったりして.... それは、チョット難しいだろうな~。

 その後もテストは続いておりますが、トロ・ロッソは今日も調子が今ひとつ.... 今日は公式なランチ休憩は無いのですが、各チームは独自に休息時間を取っておりますね。 流れを変えたいトロ。ロッソも早めのランチ休憩になりました。

 ここで、現時点でのタイムを記載します。
1.ダニエル・リカルド   レッドブル    1分18秒047 89周
2.ルイス・ハミルトン   メルセデス    1分18秒400 90周
3.セバスチャン・ベッテル フェラーリ     1分19秒541 66周
4.フェルナンド・アロンソ マクラーレン    1分19秒856 47周
5.カルロス・サインツ   ルノー      1分20秒042 88周
6.ロマン・グロージャン  ハース      1分20秒237 51周
7.ランス・ストロール   ウィリアムズ    1分20秒349 63周
8.エステバン・オコン   フォース・インディア  1分20秒805 64周
9.ブレンドン・ハートレー トロ・ロッソ     1分20秒834 53周
10.シャルル・ルクレール  ザウバー      1分20秒918 80周

 以上の様になっておりますが、終了までには更なるタイムアップもあると思います。 マクラーレンの会見ですが、大きな話ではなかったみたいですね。 詳しい事は後々出てくると思いますが、とりあえずエンジンに大きな問題は無いらしいです。 しかし、エンジンを交換するとの内容だったみたいですが.... 更に去年と変わらない状態になってきました。 此処までくると、やっぱりシャシー側にも問題があるのではないかと思うんですけどね....

 自発的なランチ休憩を挟み、午後はドライバーを交代させるチーム、ロングランを決行するチームとテスト内容も多岐にわたってきました。 小さいとは言えトラブルが発生したトロ・ロッソのハートレーはレースを想定したテストを行ったとの話ですが、合計で119周を走り込み、更には最後にハイパーソフトを履き1分19秒856を記録。 マクラーレンのアロンソはエンジン交換の関係でテスト終盤になりコース復帰となり、周回を57周まで重ねる事が出来ましたが.... マクラーレンが公式に記者会見を行い「大きな問題は無い」と発言する事自体、首を傾げてしまいますよ。

 2日目の最終結果につきまいては、下記の通りです。
1.ダニエル・リカルド   レッドブル    1分18秒047 165周
2.ルイス・ハミルトン   メルセデス    1分18秒400  90周
3.バルテリ・ボッタス   メルセデス    1分18秒560  85周
4.セバスチャン・ベッテル フェラーリ     1分19秒541  66周
5.ブレンドン・ハートレー  トロ・ロッソ    1分19秒823 119周
6.フェルナンド・アロンソ  マクラーレン   1分19秒856 57周
7.カルロス・サインツ   ルノー      1分20秒042  88周
8.ロマン・グロージャン  ハース      1分20秒237  78周
9.キミ・ライコネン    フェラーリ     1分20秒242  49周
10.ランス・ストロール   ウィリアムズ     1分20秒349  63周
11.ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー      1分20秒758  102周
12.エステバン・オコン   フォース・インディア  1分20秒805  130周
13.シャルル・ルクレール  ザウバー      1分20秒918 160周
14.セルゲイ・シトロキン  ウィリアムズ    1分22秒350  80周

 チームごとに分けて考えても、この日の周回数はかなりのものでした。 マクラーレンの少なさが気になりますが、「直ぐにでもレースが出来る状態だ」とアロンソが言っておりますので、大丈夫なんでしょうね。 トロ・ロッソのハートレーはテストの最後にタイムを上げておりましたが、ザウバーのルクレールが最後にコースオフし赤旗。 そのままテスト終了となってしまいました。

 泣いても笑ってもテストは残り2日間.... 本番に向けて実力差が出始めましたが、中団以下のチームは混戦状態ですね。 残りのテストについても、最後までネットで確認し続ける予定です~。
nice!(44)  コメント(6) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 44

コメント 6

tsun

ハミルトン、ミディアムで18秒台に入ってますね。
さあ、これからどうなるのか、楽しみです。
by tsun (2018-03-07 18:44) 

MINERVA

tsun さん
マクラーレンは相変わらずのハイパーソフト攻撃でしたね、しかもハミルトンがミディアムで18秒台に入れてしまいました。
天候も良さそうですので、今日は結構速いタイムを出すチームが出てくると思われます。
トロ・ロッソは昨日の分を取り返すべく、ハートレーが淡々と周回を重ねておりますので、午後の走りに少しだけ期待しております。
アロンソも周回を重ねておりますが、どれ位のタイムで回っているか気になっております。
今日はランチ休憩がない為、終わりまでぶっ通しなのですね....
by MINERVA (2018-03-07 19:02) 

JUNKO

オレンジ色映えますね。
by JUNKO (2018-03-07 19:28) 

MINERVA

JUNKO さん
今回はトラブル続きとなっておりますが、オレンジ色が映えるマクラーレンと言うチームですが、スポンサーカラーを捨て、創設者のブルース・マクラーレンのコーポレートカラーであるオレンジになりました。
ナショナルカラーと間違える人がおりますが、ニュージーランドのナショナルカラーは黒ですので、オレンジはマクラーレンのコーポレートカラーと言えます。
車のレースも鮮やかな色合いの物が多く、写真栄えしますよ。
by MINERVA (2018-03-08 10:14) 

かずのこ

いずれにしても3/22が楽しみです^^
by かずのこ (2018-03-08 11:58) 

MINERVA

かずのこ さん
そうですよね、まだテスト段階ですので、本当の実力はシーズンが始まったフリー走行で判明すると思います。
本当、楽しみですよ!!
by MINERVA (2018-03-08 12:31) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。